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出版社内容情報
要領悪く、非モテ、コンプレックスの塊。根暗な青年はなぜ「怪物」となったか!?1000万人500億円を集めた幸福の科学の「金集め」「PR・宣伝」「人心掌握」 次期総裁候補だった長男が全て書く!自己愛が強くて傲慢だけど、人と付き合う方法を知らず、劣等感に満ちていて傷つきやすい。誰の中にも小さな「彼」はいるーー第1章 ひとりぼっちの少年 東大受験の失敗/「霊言」のはじまり/2つの『太陽の法』第2章 砂上の楼閣 TVの対談で惨敗/転機になったオウム事件/非モテからの脱却第3章 第三の失恋 隆法のゼロ年代/政治への進出/「神」を継ぐものたち第4章 幸福の科学はなぜ成功したか? 20代で月給80万円/宗教じゃなくて「オンラインサロン」第5章 幸福の科学はなぜ失敗したか? デジタル音痴の隆法/時代の中でバズった幸福の科学/信者たちの未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
61
【ひろしです……】(哀愁を帯びたメロディをバックに)隆法は僕にとって最高の教師だったとです。反面教師としてです。ひろしです…。僕は教団を去ったとです。去って知ったとです。外には広い世界が広がっているということを。ひろしです…。可哀想なのは信者さんです。教祖様が死んだというのに、どうしていいかわからないとです。ひろしです…。幸福の科学は、隆法に忠実なロボットを作るとです。何も自分では決断しない。それが幸福だと。ひろしです…。神になれんかった男は、孤独な老人として死んだとです。ひろしです……。ひろしです……⇒2024/03/17
キク
59
信者2世本は見かけるけど、教祖2世は珍しい。、、、あ、麻原の娘さんも出していたか。書いてる息子と、書かれている教祖の二人が、ビックリするくらいに魅力がない。「こんなにつまらない人間が、なぜ数十万人の信者を引き寄せることができたんだろう?」と逆に興味深くなって、思わず最後まで読んでしまった。、、、あれ、そういう手口なのか?「大川隆法には倒れた巨木として、息子の僕の養分になってもらおう」と語っているとおり、SNSやYouTubeで「絶縁された教祖の息子ビジネス」を展開してる姿をみかける。やっぱ似たもの親子だ。2024/02/09
ジュンジュン
16
タイトルを見てすぐ手に取り、表紙を見て凄く読みたくなった。著者の距離感がいい。あけすけで冷めていて、でもどこか温かい文体。離れたが近い存在(後継者にならなかった長男)という立ち位置が為せる業か。本屋のコーナーで、幸福の科学とたちばな出版(神道系)が並んでいた。大量購入される信者さんと、誰も立ち止まらない陳列棚。すごい売り上げと誰もいないコーナー、忘れていた風景がふと思い出された。2024/02/01
Akio Kudo
2
★★★★ 表記に幼稚なところがあるが、宗教指導者しかもカルトで育つ悪影響がよく伝わる。誰も幸せにしていない罪深さを考えてしまう2025/03/03
ホリエンテス
2
教祖の息子だが外の世界と触れ合う事で自分の判断が出来るようになったのかと思う。 教祖の死からどのように教団が終焉を迎えるのか、それとも誰がなるか分からないが2代目が盛り返すのか。2024/05/01