出版社内容情報
「最近転びやすくなった」は寝たきりへの危険信号!?病院や高齢者施設でも実践!死ぬまで歩ける足腰を座ったままの運動でつくる。交通事故の4倍、毎年約9000人が転倒により死亡しています。老後の暮らしにも大きな影響を及ぼす転倒を予防するために大切なことは3つです。1 転びやすい行動・場所・タイミングを知る2 バランスを意識した歩き方や姿勢3 やわらかな筋肉と関節をつくるストレッチングや体操本書は都内の病院で20年以上整形外科医として務め、東京大学の教授、オリンピックのチームドクターを経て、1997年に日本で初めて「転倒予防教室」を開いた著者による、足腰を強化し、健康寿命を延ばす生活習慣と運動を網羅した1冊です。病院や高齢者施設でも実践している、座ったままの運動もご紹介。高齢者が転ぶと、骨折や頭のケガに至りやすく、要介護や寝たりになったり、時には命を奪う危険性も。からだは急には変わりませんが、転倒予防の心がけと体操を続けることで確実に変わります。転倒→骨折→要介護→寝たきりドミノをSTOPしましょう。
内容説明
転ばぬ知恵と習慣で、100歳まで歩ける!足腰が若返る!転倒→骨折→要介護→寝たきり―転倒ドミノをSTOP!転倒予防の知識と健脚体操を収録した決定版。
目次
1 老化は足からやってくる(10点以上は要注意!転びやすい人チェック;使わなければダメになるからだと脚;転倒しやすい“ぬ・か・づ・け”に注意 ほか)
2 歩き方で寿命はのびる!(すり足・ちょこちょこ歩きは危ない;転ばないための正しい基本姿勢のつくり方;筋力&バランス能力を上げる「歩き方」 ほか)
3 1日3分の長寿健脚体操(外出不要!転倒を防ぐ3つの歩行運動;脚の筋肉に正しく効くストレッチング;初級編 足文字体操 座ったまま筋力アップ ほか)
著者等紹介
武藤芳照[ムトウヨシテル]
整形外科医、医学博士。日本転倒予防学会初代理事長、東京健康リハビリテーション総合研究所代表理事・所長、東京大学名誉教授。1950年生まれ。名古屋大学医学部卒業後、東京厚生年金病院整形外科医長、東京大学教育学部長、同大学副学長などを歴任。ロサンゼルス、ソウル、バルセロナの各五輪で水泳日本代表チームドクターを経験し、国際水泳連盟医事委員なども務めた。地方自治体や各種企業・団体等での講演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。