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  • サイズ 46判/ページ数 438p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344039797
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

この子たちをひときわ輝く〈スター〉にしてみせる――。博多で父親を知らずに育ったミチル。東京でお嬢様として我儘に育った真由。反りの合わない二人が、ペアを組んでスターダムを駆け上がる!昭和の芸能界を舞台にした、ド・エンタメのスター誕生物語。東京の大手芸能プロダクション「鳳プロ」のマネージャーながらも、雑用仕事ばかりでくさっていた桐絵は、ある日、博多のライブハウスで歌う15歳の少女・ミチルに胸を射抜かれ、周囲の反対を押し切って東京につれてきた。鳳プロでは、その年、専務の14歳の娘・真由を大型新人としてデビューさせることが決まっていたので、ミチルのデビューの目はないはずだった。しかし、二人はペアを組んでデビューすることになる。正反対の性格で、反りの合わない二人はまったくうまくいかない。しかも二人には出生の秘密もあって……。昭和の芸能界を舞台に、必死にもがく少女たちと、彼女たちをなんとかスターダムにのしあげようとする大人たちによる、ド・エンタメの、痛快スター誕生物語。

内容説明

大手芸能事務所「鳳プロ」のマネージャーながらも雑用ばかりでくさっていた桐絵は、博多のライブハウスで歌う16歳の少女・ミチルに惚れこみ、上京させる。鳳プロでは専務の14歳の娘・真由のデビューが決まっており、ミチルに芽はないはずだった。しかし彼女のまっすぐな情熱と声は周囲を動かしてゆく。反りが合わずに喧嘩ばかりの二人。妨害、挫折、出生の秘密、スキャンダル…その果てに少女たちが見るものは―。必死にもがく少女たちと、大人たちの様々な思惑が織りなす、息もつかせぬ痛快長編!

著者等紹介

村山由佳[ムラヤマユカ]
1964年東京都生まれ。93年『天使の卵―エンジェルス・エッグ』で第6回小説すばる新人賞を受賞。2003年『星々の舟』で第129回直木賞、09年『ダブル・ファンタジー』で第22回柴田錬三郎賞ほか、『風よ あらしよ』で第55回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

348
村山 由佳は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者版「スター誕生」、感涙作でした。今年のBEST20候補作です。私と同世代の著者は、輝かしい’70年代の「スター誕生」に対する思い入れが強いと思います。ティンカーベルの歌と踊り、ミチルのソロを実際に聴いてみたい♪ 更なる主人公二人の活躍が期待出来そうなので、続編もありそうな雰囲気です。 https://www.gentosha.co.jp/book/b14437.html2022/08/04

パトラッシュ

266
同時代の歌手や女優がスターを目指すドラマは、小説や漫画で数多く出てきた。しかし昭和後期を舞台に、ライトな筆致ながら歴史小説的に展開する物語は珍しい。生まれも育ちも性格も全く違う2人の少女が偶然出会い、デュオとしてデビューすることになり衝突しながら芸能界を生き抜くストーリーは予想通りだが、彼女たちを育てたい女性マネージャーの視点から描くことで頂点を目指す成長小説として読ませる。悪人が皆無で出生の秘密まで絡むのはさすがにベタ過ぎだが、登場人物のモデルがわかる点も含めて作者が楽しんで書いているのが伝わってくる。2022/08/13

いつでも母さん

172
芸能界とかプロダクション、一人のスターを誕生させるまでの課程とか知らない世界の話なのに、昭和な私には無性に懐かしく読めた。どこかの誰かがキラリと光るスターと呼ばれるまでには、いろんな人との出会いやタイミング、才能もあるだろう。脳内で昭和のスターやアイドルが浮かんだり(笑)しながらあっという間にサラッと読了。村山由佳さん、こういうのも紡ぐのね。2022/07/30

のぶ

162
芸能界を徹底して描いた話だった。時代は1978年から始まる。芸能プロダクションのマネージャーをしている樋口桐絵は博多のライブハウスで歌う16歳の篠崎ミチルに惚れ込み、スターにさせるべく上京させる。一方、プロダクション専務の14歳の娘、真由を大型新人としてデビューさせることが決まっていた。二人をユニットとして舞台に立たせたいと画策するが、二人は犬猿の仲。桐絵の思いはうまく実現するのだろうか?昭和の匂い漂う一つのスター誕生物語なのだが、自分が芸能界に興味がないのと、ストーリー進行が遅いので今一つ乗れなかった。2022/07/16

tetsubun1000mg

127
非常に面白かった。 読み始めるとページを捲るのが止まらない。睡眠不足になると分かっていても最後まで一気に読んでしまった。 昭和50年代の舞台設定のようだが、登場人物の設定と描き方がリアルで、素人の我々が見ていた昭和の芸能界そのものを目の前で見ているような気になった。 村山由佳さんの小説は最近は敬遠していたのだが、書評誌「本の雑誌10月号」エンタメ部門で絶賛されていたので選んだが大正解。 芸能事務所の二人が博多の伝説のライブハウス(照和イメージ)で見つけた少女の歌声に衝撃を受けてからの展開がまるでドラマ。2022/09/21

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