武器としてのヒップホップ

個数:
電子版価格
¥1,386
  • 電子版あり

武器としてのヒップホップ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月13日 18時21分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344038851
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ヒップホップは逆転現象だ。病、貧困、劣等感……。パワーの絶対値だけを力に変える!
自らも脳梗塞、余命5年の宣告をヒップホップによって救われた、博学の現役ラッパーが鮮やかに紐解く、その哲学、使い道。

DJのように過去と現在をつなげ、MCのように混沌を乗りこなせ、
スクラッチは自分だけが世界に刻む新しい音だ!

1973年のアメリカの手作りパーティから始まったヒップホップは、今、世界でもっとも聞かれる音楽ジャンルだ。ヒップホップは、常に前提を問う。お前は誰だ? お前は今どこにいるんだ? どこから来たのか? どこへ行くのか? 繰り返されるこれらの問いが世界の流れを知覚させる。
「The MC」「Break 」「 Beat」「Loop」……28のヒップホップ用語を軸に、逆境の乗り越え方、隙間をつく思考法、日常の目の付け所など、ヒップホップの精神とともに、閉じ行く社会のなかで、瓦礫を?い潜る生き方を伝授する。

内容説明

1973年、アメリカの手作りパーティーから始まったヒップホップは、今、世界でもっとも聞かれる音楽ジャンルだ。ヒップホップは、常に前提を問う。お前は誰だ?お前は今どこにいるんだ?どこから来たのか?どこへ行くのか?繰り返される問いが世界の流れを知覚させる。「MC」「Break」「Beat」「Loop」「Flow」「Cypher」…28のキーワードを軸に、逆境の乗り越え方、隙間をつく思考、日常の目の付け所を伝授する。

目次

The MC―マイクを握るスタンス
Break―自分だけの目の付け所
Bring The Beat!―“間”がないのは間抜けという
Old to The New―ヒップホップが時系列を動かした
Loop―繰り返すたびに強くなり、新しくなる
Break Dance Rocks The Plante―世界の流れの身体化
Go With The Flow―全ては流れである
Illmatic―病みが闇を晴らす
Represent―自分は何者でどこにいるのか?
Freestyle―箱を並べてZONEに入る〔ほか〕

著者等紹介

ダースレイダー[ダースレイダー]
ラッパー・トラックメイカー。1977年パリで生まれ、幼少期をロンドンで過ごす。東京大学に入学するも、浪人の時期に目覚めたラップ活動に傾倒し中退。2000年にMICADELICのメンバーとして本格デビューを果たし、注目を集める。自身のMCバトルの大会主催や講演の他に、日本のヒップホップでは初となる制作まで全てアーティスト主導のインディーズ・レーベルDa.Me.Recordsの設立など、若手ラッパーの育成にも尽力する。2010年6月、イベントのMCの間に脳梗塞で倒れ、さらに合併症で左目を失明するも、その後は眼帯をトレードマークに復帰。現在はThe Bassonsのボーカル他、司会業や執筆業とさまざまな分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

28
ヒップホップを「創造的破壊のための道具」と見る分には構わないが「破壊のための破壊」だったら、ちょっとと思ってしまった。秩序は、尊い。ひとつのルール破りによるモラルハザードの影響は、大きい。カオスを前提とした心構え自体は、大いに賛成したが、そのようなことを考えてしまった。2022/04/03

しゅん

15
著者のヒップホップ体験が感じ取った「Flow」や「loop」を、世界認識の方法として拡張させて提示していく。「揺らぎ」や「反復」を抽象しつつ、個人の過去に結びつけて語る。特に、クラブで倒れ、片目の視力を喪失し、寿命5年を宣告された病人としての立場をいかにヒップホップ的に解釈していくかというストラグルが印象的。「病」こそが「hood(地元)」であるという認識などに結びつけ、homeの概念を「場所・地域」のイメージからズラす、などの作業をしている。2022/02/07

ゆうきなかもと

10
多分、ダースさん同級生でなくても、同世代。ユウザロック、キングギドラ、ブッダブランド、ライムスターにしびれた身としては、めちゃくちゃ懐かしいエピソード満載。あとあの頃集めてたヒップホップの情報以上のものも確認できたし、随分楽しめた。 100分で宮台のおかげで宮台真司の凄さを理解できたのもダースさんのおかげです。 色々楽しませてもらってます。ありがとうございます。2022/02/16

バトルランナ-

9
風邪の様に症状が治る物もある。風邪であっても治って元に戻ったものではない。風邪をひいた後の自分になっているのだ。ヒップホップの歌詞には金、車、異性、セックス、ドラックといったモチーフが繰り返し登場する。地元をレペゼンするラッパーが多い。メロディではなくリズム。ロックも同じ。日本語ラップ論争だからいろんな言語のラップが成り立つ。世の中はA面、B面。一般受けのA面、ファン、マニア受けのB面。A面会社。B面はベンチ。 かつての風営法。夜0時までA面。以降はB面。コロナ禍。3点。2024/06/10

jackbdc

8
本業のヒップホップをベースに語る言説に触れたのは初めて。独自の哲学を大切にしている著者自身への興味は増した。本書は普遍的な内容を軸に展開されている。子供を持って世界が広がった話も、ヒップホップのリズム、ライムやグルーヴが人の心を掴む話も、共に人間に埋め込まれた本能に気付き大事にする事をの重要性を語っていると思う。立川談志の引用”苦労しないと人になれない”ではないが、著者も闘病経験により人間の深みを手に入れて表現者としての言説の伝播性、本書の言葉で言う”レコードの再生”機能強化を果たしたのかもしれない。2022/01/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19035358
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品