出版社内容情報
69万部のロングセラー&映画が第44回日本アカデミー賞
優秀アニメーション作品賞を受賞した、
『えんとつ町のプペル』から数年後の物語。
【ストーリー】
世界をおおっていた黒い煙が消え、青い空と、かがやく星を知ったえんとつ町。
町が大きく変わって職を失い、しぶしぶ見世物小屋「天才万博」で働くことになった醜いモンスターのマルコは、そこで一人の少女と出会い、決して許されない恋に落ちます――。
内容説明
70万部のロングセラー!映画が第44回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞『えんとつ町のプペル』の、数年後の物語―。決して許されない恋がありました。
著者等紹介
にしのあきひろ[ニシノアキヒロ]
西野亮廣。1980年生まれ。芸人・絵本作家。製作総指揮を務めた、「映画 えんとつ町のプペル」は、映画デビュー作にして動員170万人、興行収入24億円突破、第44回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞という異例の快挙を果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
175
『えんとつ町のプペル』シリーズの最新作を読みました。今回は、ラブ・ストーリーです。儚げで哀しく美しい花火がクライマックスでした。 https://nishino.thebase.in/items/287631782021/05/31
MI
108
えんとつ町のモンスターハウス「天才万博」では連日モンスター達がたくさんのお客様をわかせています。マルコは自分に自信がなく、舞台に上がるのが苦手でした。そんなとき、ララと出会い、恋に落ちました。ララが見にきてくれると、自分に自信がもて、堂々と振る舞うことができました。ララには父親が決めた婚約者がいました。モンスターと人間の切ない恋の話。最後は報われないけれど、心が温たまるお話。2023/05/24
☆よいこ
70
分類726。『えんとつ町のプペル』と同じ町の話。プペルの話の後、煙をあげる工場が閉鎖され割を食ったのは燃料を掘っていた炭鉱夫だった。モンスターの《マルコ》は鉱山が閉鎖し、モンスターハウス『天才万博』で働き始めた。自分の姿が好きでないマルコはステージでも下を向いていた。ある日町で出会った少女ララに心ひかれたマルコは次第に自信をつけていく。マルコはララに黄色い花を送る。ところがララの婚約者ピーターはマルコを憎み、マルコを罠にかける。追われるマルコをかばい、ララは父親の前に立ちはだかる「大切な人を守りたい」2023/09/08
寂しがり屋の狼さん
58
『えんとつ町のプペル』から数年後の物語。醜いモンスターのマルコと人間の少女ララ…そこには、決して許されない恋がありました。❝I still love you!❞いつか…ふたりの恋が実ることを願います(◕ᴗ◕✿)(*˘︶˘*).。*♡2021/07/31
ヒラP@ehon.gohon
20
社会から取り残され、不器用に生きる元炭鉱夫のマルコ。モンスターたちは社会から隔絶された人たちなのでしょうか。そんなマルコに理解者が現れて夢のような恋物語。素敵なファンタジーでした。2023/10/19