内容説明
知れば知るほど感動する!古生物たちの究極サバイバル術。“無気力だって立派な生存戦略!”“あえてサイズダウンする”“没落したら復活すればいい”生きるって、死ぬほど大変。
目次
早起きは三文の徳…どころじゃない!
没落したら、復活すればいい…大変だけど
イヌの環境適応能力がすごすぎる…マネできる?
変われないなら、変わらなくてもいい…だってネコがそうだもん
ウマイ話には、罠がある…と信じて実直に生きる
「たまたま持ってる」が思わぬ武器になるかも
デカいと強い!悔しいけど、これが基本。でも…。
絶滅とか生き残りとか、結局は運…だから考えすぎずに生きる
ハッタリが効かない相手もいる…と知っておくべき!?
進化の成功者は、フシギと似ている…だったら真似すればいい!?〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
38
古生物学を土屋さんほど本格的に、そして楽しく一般に広めたライターはいないと思う。それぐらい、この人の本は楽しい。今回も色々「ですよね~」とうなずく部分が多かったんですが、特に「絶滅とか生き残りとか、結局は運。…だから考えすぎずに生きる」という言葉に脱力笑い。ま、考えすぎるのはホモ・サピエンスという成功しているのにどこか生き急いでいる種族の宿命なのかもなあ。娘はミアキスから犬と猫に分離するその過程を知りたがっていたため、ちょっと楽しそうにしていましたが、さらに疑問が増したみたい。自分で調べてくれい。2021/04/03
フク
18
図書館 著者曰く〈「古生物から何かを学びとる」という1冊〉。何か勉強になった気がするが、〈まあ、色々あって絶滅したんですけどね〉で冷静になる。2020/03/23
hal
9
古生物について、素人にも楽しく興味を持って理解させようという趣旨で書かれている。もうちょっと古生物の絵なり化石が多目に載っていたら良かったかも。つい化石友の会に入会しようかと思った。ジュラシックパークとワールドをもう一度観てみよう。コロナが収まったら科博に行きたい。トーハクにも行きたい。西洋美術館にも行きたい。行けないとなると余計に行きたくなる。2020/03/06
もだんたいむす
6
テーマごとに分けてさまざまな古生物をサラッと紹介する感じ。詳しい記述はないけど、軽妙な語り口に引き込まれて楽しく読めるので入門書的な感じでよかった。2022/12/31
けいご
6
子供の頃から古生物に興味を持っていたのでついつい手に取ってしまった1冊です★それぞれの生き物が環境に適応しながら進化し、繁栄したり絶滅していくプロセスが人間社会も似てるところもあり非常に面白かったです★このコロナのタイミングで人間社会はどのように進化し、反映していくのかな〜。仮に人類が滅亡した場合は次に反映する生き物はなんだろ〜っとか色々考えちゃいますねw2020/07/07
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