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内容説明
カッコいい侠客にもなりきれず、世間の成功とも無縁のアウトロー、車寅次郎。愚かしきことの数々や豪快な失恋をしながらも、相手の幸せを願って行動するのが寅さんです。人を地位とか生産性とかで見ず、懸命に生きているのか、自分に素直に生きているのかで見るのが寅さんです。生きる上で何が大切かをそっと教えてくれるのです。浮き世の苦労を知るヒーローからのラブレター。
目次
今夜中にこの雨もからっと上がって明日はきっと気持ちのいい日本晴れだ。お互えにくよくよしねえで頑張りましょう。
生きてる?そら結構だ。
旅先でふるいつきてえような、良い女とめぐり合うことさ。
労働者ってのは、毎日うまい飯を食ってるのかもしれねえな。
人生についてようく考えろって。ぼけっとしてる間に、あっという間に骸骨になっちゃうんだから、人間は。ま、そういったようなことを信じて、生きて行こうじゃないか、な。
曲がりなりにも、俺はこの家の跡取りなんだよ。
四谷赤坂麹町、チャラチャラ流れる御茶ノ水、粋な姐ちゃん立ち小便
俺、大好き、子供の運動会。旅先なんかでもって、運動会を見るとな、仕事ほっぽり出して、一日中、ずうっと見ているの。
どうしてあんないい先生に、あんないたずらしちゃったかねぇ。〔ほか〕
著者等紹介
佐藤利明[サトウトシアキ]
娯楽映画研究家、構成作家、ラジオ・パーソナリティー。昭和の喜劇人の魅力を、新聞連載やコラム、CDアルバム、映像ソフトのプロデュースを通して紹介し続けるエンタテイメントの伝道師。特にCS衛星劇場「私の寅さん」、文化放送「みんなの寅さん」、夕刊フジ、中日新聞、東京新聞、CD「寅次郎音楽旅」四部作等、寅さん博士としての活躍は有名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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きーしゃん
ピロ
しゅんぺい(笑)
ゆう