内容説明
混迷を深める戦国時代。明智光秀による本能寺の変を乗り切った織田信長だったが、その首を狙う者は多く、戦国の世はますます荒れていた。そんな時代が生み落としたものに、親も仕事も何もない“おわりもん”と揶揄される者たちがいる。自由気ままに生きている“おわりもん”の五郎左衛門と又兵衛は、初めて参加する戦に前日の深酒で寝坊してしまう。だがその遅刻のおかげか、逃げていた敗軍の大将・藤田重盛に遭遇。藤田を助ければ褒美がもらえると喜ぶ二人。この時から、彼らの人生の大転換が始まった!どんでん返しの連続から予測不能な結末へ!稀代のヒットメーカー放送作家が描く、興奮&感動、痛快&爽快、そして笑える、新感覚時代小説。
著者等紹介
高須光聖[タカスミツヨシ]
1963年、兵庫県尼崎市生まれ。幼少の頃よりダウンタウンの松本人志と浜田雅功と親交を深め、大学卒業後、彼らに誘われて24歳で放送作家デビュー。ダウンタウンのほぼ全てのレギュラー番組を手がけるだけでなく、バラエティを中心に数多くのレギュラー番組を担当。その他、映画・ドラマの脚本、作詞、ラジオのパーソナリティなど多方面にわたって活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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