出版社内容情報
バツイチ同士の事実婚夫婦にめでたく子ども誕生!ここから「家事と育児をどうフェアにシェアしていくか」を描いたコミックエッセイです。家事分担の具体的な方法から、揉め事あるある、男の高下駄問題、育児はどうしても母親に負担がいってしまうのか、夫のキレにどう対処する?などなど、夫婦関係をぶつかりつつもアップデートしてきた様子を赤裸々に描きます。
内容説明
バツイチ同士の事実婚で再婚したさるころ&ノダD。辛い離婚経験を経て、「女ばかりが家事育児を背負いすぎない」&「男だからって大黒柱にならなくていい」、そんな結婚生活を送るために試行錯誤を続ける日々を描いた実験的コミックエッセイ。
目次
第1章 家事シェア編(炊事は夫、掃除は妻;マイルールのズレ;「お義母さん」がやってきた!;男の家事は下駄を履いている;脳内小姑との戦い;お互いの実家とどう付き合う?)
第2章 育児シェア編(育児における当事者問題;一緒に育てるということ;イクメンの限界?;息子、お母さんが大好きすぎる;スマホ育児、我が家の場合)
第3章 ケンカ編(キレる夫、機嫌を取る妻;夫が自分を変えた日)
エピローグ
著者等紹介
水谷さるころ[ミズタニサルコロ]
1976年1月31日、千葉県柏市生まれ。イラストレーター・マンガ家・グラフィックデザイナー。99年「コミック・キュー」にてマンガ家デビュー。現在は事実婚、男児1人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
55
ちょっとした待ち時間に。「言わなくても分かる」なんてことはあり得ないし、「察して」はダメ。家事とか育児の分担はタスクだけでなくそれをする「気持ち」の分担だと。タスクを分担できなくても「それをしている気持ち」を想像して、感謝やいたわりの気持ちがあるなら夫婦の中はどんどん深まるとも。水谷さん初読みだが、経験に裏付けられた貴重な提案と読んだ。話し合うこと、それに尽きるのだろう。2021/03/02
ゆにこ
15
キレる男の人って怖くて何も言えなくなってしまうので、そこから話し合って改善出来たのは良かった。二度目だからこそ上手くやって行こうと言う気持ちがとても強いのでこれからも沢山話し合って乗り越えていくんだろうな。2019/04/13
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
14
新聞の事実婚記事で紹介されていて著者を初めて知った。これから結婚する人には進呈したい。夫婦に限らずなんかうまくいってないな、という関係には必読本。これを一緒に読んで意見を交わすということができればかなり問題は解決するのでは。それができないとなれば、もう望みはないかもと思わせるくらい、秀逸なテキスト。ここの夫さんと同じことで悩んでいる妻さんは多いのでは。2021/12/07
彩音
9
お互いバツイチで、過去の失敗から学んだことを生かしていて今の生活がある。家事の分担方法などは、夫婦それぞれだと思う。でも、「言わなくても察してほしい」というのが無意味なことだというのは、本当にその通り。二人で幸せな家庭を築くためには会話がとても大切なんだと改めて思いました。2019/03/24
てくてく
9
旅行や育児ブログなどで気になっている作家さんの一人。「どんどん仲良く」なっているかどうかはわからないが、前婚の失敗を踏まえてどうにかうまくやっていこうとしている試行錯誤がとても興味深い。確かに、男性が料理をはじめとする家事をするとプラス評価、女性の場合はそもそもがあらさがし的なマイナス評価、というのは、本当にそうだよなと思った。2019/02/22
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