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内容説明
最ッ低のMC、孤高のラッパー、ラスボス。異名の変化は、彼が全力で走り続けた証だった―。内気だった少年は、いかにして「般若」になったのか。入魂の自叙伝。
目次
プロローグ
#1 vs生い立ち
#2 vs未知
#3 vs無名
#4 vs金
#5 vs夢と現実
#6 vs孤独
#7 with
エピローグ
著者等紹介
般若[ハンニャ]
1978年生まれ。ラッパー。1990年代から活動開始。08年に自身のレーベル「昭和レコード」を設立。映画、ドラマ、企業CMにも出演するなどヒップホップの枠を超えて活動の幅を広げている。18年までに10枚のアルバムを発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
FMY
14
「武道館は決してゴールじゃない。道はそこで終わりじゃない。俺はそこからまた新たな一歩を踏み出す。何者かになるために、走り続ける。」 何かを成し遂げることができる者は、満足するということがないのだと思った。現状に納得してしまえばそれ以上先に行くことはできない。常にここではないどこかへ行こうとしてもがくこと。幼い頃からラップに魅せられて「般若」として活躍するに至る彼の人生から、それを学んだ。2019/01/02
ベンアル
13
再読。ラッパー般若の生い立ちから日本武道館公演まで、本人が綴っている。般若は幼い頃から長渕剛が好きで、ライブの前座もしたことがある。その話や清原の引退試合を見て、長渕剛に興味を持った。長渕剛があと1年で引退すると思うと寂しい。2024/03/30
ベンアル
10
高校生の時、長渕剛のライブ会場である日本武道館の外でラップしていた般若が、日本武道館でワンマンツアーをするまでに至った経緯について本人が記載した本である。自分も今落ち込んでいるからとても勇気をもらった。般若のアルバムを出した時の胸腔、他のアーティストとの関係がわかって面白かった。2023/09/03
オールドサイレンサー
9
いやー、よかったです。好きなアーティストの本なので、みなさんの参考になる感想かは微妙ですが(笑)。10年前に大きな仕事を任されたとき、半年間、毎日家に帰ると般若の曲を何度も何度も聴いて戦闘モードを維持していました。結果がよかったこともあっていい想い出ですが、もし悪くても人生のエピソードになるくらい聴きました。彼の荒っぽいキャラもあってか、作品(楽曲)以外のことを知りたくてもネットには中身がない噂話みないなものばかりなので、なおのこと、この本に感激しました。今は「あの頃じゃねえ」という曲がオススメです(笑)2019/02/03
モリータ
7
◆2018年幻冬舎刊。般若(1978-)の自伝。長渕剛との浅からぬ縁、妄想族の事情など。漢『ヒップホップ・ドリーム』と同様、聴くためのガイド的にも読める。◆ただ、漢のものに比べると記述が少なく、著者の実人生と人柄の分厚さに対して、読み応えがあまりない。B-BOY PARK 2003の話とか、宇多丸・K DUBとのビーフとか、吹かし気味に書かれていても構わないので、読みたかった。まぁZEEBRAのラジオへの出演のくだりとかもだけど、全部YouTubeで見聞きできるので、読むだけではもったいない。2023/11/13