内容説明
東京の裏社会に王国を築いた元「武蔵野連合」の真嶋貴士。暴力団に歯向かい多くの犠牲者と復讐者を生み出し姿を消した。数年後、真嶋の姿は、タイのジャングルの奥深く、麻薬王のアジトにあった。覚醒剤ビジネス、大物政治家との癒着、アイドルの黒い噂、売春斡旋、当籤金詐欺、宗教団体の罠、暴力団の報復…タブーに挑んだ怪物的エンタメシリーズ第二弾!
著者等紹介
新野剛志[シンノタケシ]
1965年東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。99年『八月のマルクス』で第45回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
141
書店で目につき、読みました。新野 剛志、初読です。エロス&バイオレンス&ドラッグの復讐譚でした。冗長な割には、盛り上がりに欠けました。最初の「キングダム」を読まないとダメなのでしょうか?著者が同い年なので、若干親近感が湧きました。【読メエロ部】2018/12/18
マムみかん(*ほぼ一言感想*)
36
『キングダム』続編。 なかなかリズムに乗れなくて、読み終わるのにすごく時間がかかりました。 前作で共感できるキャラがいなくて困ったけれど、今作も誰も彼もが狂っていてね…。 復讐も、何に対する復讐なのかがいまいち分かりづらくて。 皆、何をやりたいの(笑)? ラストも、何だか曖昧。 もしかしたら続くのかもしれないけれど、ここで綺麗に終わらせる方が好みだな☆2020/09/03
よんよん
36
キングダム続編。続けて読んだので、さすがに私でも内容がつながった。それにしても、出てくる真嶋を初め不死身かと思うような者達ばかり。映像化するとかなりヘビー。最後このお話はどこに行き着くのかとよくわからなくなった。そして、もしかしてさらに続編が?と予想されるようなラスト。「あぽやん」の新野さんの方が好きかもね。2018/12/08
はじめさん
26
キングダム続編。日本を追われ、タイに飛んだ半グレ集団武蔵野連合のかつてのNo.2が、関東のドラッグシェアをヤクザから奪う秘策とジャンキー垂涎のブツ輸入ルートを携えて帰ってきた! くそ生意気な新参をぶっ潰そうとするヤクザと、その子飼いになったかつての武蔵野連合の仲間や、薬物中毒の元刑事の探偵、芸能人や財政界が薬と性をむさぼるアヘン窟に供された可憐な少女、弱小芸能プロ社長、様々な視点で東京の闇を描くノワール群像劇。/ 無駄に長かったような。イッちゃってる人間の描写は鬼気迫り、著者が嬉々として書いてるのビンビン2019/01/31
雅
19
誰が主導権を握るのか⁉️スリリングな展開がノンストップで続く。ちょっと疲れた2018/12/03