オフィスハック

個数:
電子版価格
¥1,056
  • 電書あり

オフィスハック

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月23日 22時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344032859
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

2018年、東京・丸の内にそびえる大企業T社。合併をくりかえした同社には『金儲けのためには手段を選ばない」「消費者をなめている」部署と社員が次々と誕生していた。ヤツらの不祥事が世間に知られる前に抹消せよ……人事部直属の特殊部隊「四七ソ(よんななそ)」に今日も危ない指令がくだる。「そう、今から。ブッ殺してきちゃって?」「ハァ。。」34歳妻子持ちの香田大介(こうだだいすけ)は、上がらない給料にため息つきながら、拳銃とオフィスハック能力を用い、武装したイケナイ社員たちを一網打尽にするのであった――。

内容説明

2018年、東京・丸の内。合併つづきで肥え太った大企業T社には「金儲けのためなら手段を選ばない」社員が次々に誕生していた。彼らの不正が世に出れば社へのダメージは計り知れない。その前に証拠を押さえて部署ごと解体するのが、人事部の特殊部隊「四七ソ」通称“オフィスの死神”の仕事だ。営業から四七ソへ引き抜かれた31歳妻子持ちの香田は、中途入社した年上の後輩・奥野とバディを組んでいた。そんなある日、AIをフル活用して“パクリブログ”を運営する部署への社内調整依頼が入る。香田と奥野はセキュリティを突破しサーバールームへ侵入するが、3Dプリント銃で武装した外部コンサルタントに襲撃されてしまう。被弾し血を流す奥野。動揺する香田。はたして無事に任務を遂行できるのか―!?

著者等紹介

本兌有[ホンダユウ]
パルプユニット「ダイハードテイルズ」を主宰。サイバーパンクSF小説「ニンジャスレイヤー」シリーズを世に送り出す

杉ライカ[スギライカ]
パルプユニット「ダイハードテイルズ」を主宰。サイバーパンクSF小説「ニンジャスレイヤー」シリーズを世に送り出す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

70
会社に寄生し、調子をこいて利益を貪る奴ら、頸を差し出せ!フォント違いのBLAM!とか出ていたので外国の人が書いたのかなと思っていたら、日本語が引っかからないのに首を傾げる。改めて著者をみたら『ニンジャ・スレイヤー』の翻訳ユニットさんじゃないですか。道理で読みやすい訳だ。鉄輪さん、なんでそんな業深い名前にしたん・・・!?後、香田さんは器用なタイプじゃないから投資は止めた方がいいと思う。巻末のプロフィールの各人物の好きな映画からモロに分かる性格にニヤニヤしました(特に奥田さんと『ハードコア』好きなあの人)2018/07/11

海猫

56
ポップで爽快なアクション小説。巨大な迷宮のごときオフィスビルのイメージがなんともシュール。そのどこかで唐突に猛烈な銃撃戦が始まる、という流れがワクワクする。いまどきを舞台に、スパイアクションを成立させてしまうこの凝った設定。「敵」の在りようも現代日本的。作中で銃弾が飛び交うたびにストレスが消えていくよう。続編を待つ。2018/04/26

toshi

12
筒井康隆とか、浅田次郎の「プリズンホテル」みたいなハチャメチャで在りえない設定で、単なるドタバタになりそうなところを何とかきれいにまとめたという印象。序章で主人公の香田が四七ソに移ったので、そこからOJTで成長していく物語かと思ったら、次の章ではいきなりメンターになっていた。細部の描写に拘っていてそれが特異な設定とストーリにマッチしていていい感じに物語が進んでいく。会話もしゃれているし、スト-リ展開も良くできていて、最後まで楽しく読めた。(→続く)2018/06/14

NICK

7
「学園モノが成り立つのは学校が特殊な空間であるからだ」というような言葉を読んだ覚えがあるが、それを言うなら「会社」も学校以上に特殊、ともすれば異常な空間だろう。部署の私物化、非合法的事業運営…それらが蔓延るのも「会社」におけるローカルな法が「社会」のパブリックな法より上位に置かれているからだ。ダンジョンめいて複雑化したビル。これはそのまま「会社」という異空間の複雑さの象徴である。歪に肥大化した組織に腐敗は避けられないが、その腐敗にコンプライアンスを叩きつけ、3Dプリンター銃で“最終調整”を行うのが四七ソだ2018/05/24

うさみP

7
「サラリーマン+拳銃+特殊能力」というもしもの世界。サラリーマンなら一度は考えたであろう妄想。買収・合併を繰り返し、その異様な業務実体と姿から「九龍城」「ラピュタ」と揶揄されるメガコーポ『T社グループ』。この世の最上位である「会社の秩序」を乱し、不正を働き私腹を肥やす悪社員に、人事が撃つ!!新世代サラリーマン必殺活劇誕生。悲喜交々なサラリーマン社会という強固な地盤があるからこそ、忍殺の文脈を孕んだ突飛な物語設定が活き、奇と奇が絶妙なバランス感覚で面白い。これはアニメ化を期待。2018/05/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12768439
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。