内容説明
顔認知研究の第一人者が、自己と他者のはざまでゆれ動く顔と身体を対比させながら、ルッキズム、ジェンダーなどの身近な社会問題から病や死の受け止め方まで、傷つきによりそって考える。
目次
1 ガーンな身体
2 「しびれ」は幻の痛みなのだろうか
3 顔研究者の顔に麻痺が起きる
4 マスクのもたらす影響を知る
5 確率の世界を生きるということ
6 共感をうまく使う、共感に使われない
7 顔の区別が必要になったわけ
8 ルッキズムとアンコンシャスバイアス
9 男と女、違いはあるのか
10 すべてのジェンダーが解放され、女子大が必要なくなる日が来ますように
11 「かわいい」のマジックはどこにある?
12 がんになって五年たちました
13 顔と身体を持つことによるもどかしさ、生きること
著者等紹介
山口真美[ヤマグチマサミ]
1995年お茶の水女子大学人間文化研究科単位取得満期退学。現在、中央大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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