出版社内容情報
豊洲移転問題、東京オリンピック・パラリンピック見直し、内実のない小池劇場…。
ビジョン・政策がなくファクトに基づくロジックがない。
ないない尽くしのワイドショー政治。
”パフォーマンスの女王”小池百合子と日本は心中するのか?
内容説明
豊洲移転問題、東京オリンピック・パラリンピック見直し、内実のない小池劇場…。ビジョン・政策がなく、ファクトに基づくロジックがない。ないない尽くしのワイドショー政治。“パフォーマンスの女王”小池百合子と日本は心中するのか?
目次
第1章 小池劇場の始まり
第2章 石原慎太郎という敵
第3章 メディアが共犯者
第4章 小池百合子という政治家
第5章 築地市場の不都合な真実
第6章 東京を取り戻せ
著者等紹介
有本香[アリモトカオリ]
1962年、奈良市で生まれ西伊豆で育つ。東京外国語大学を卒業後、旅行雑誌編集長、上場企業の広報担当を経て独立。世界中を取材し、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネットメディアなどで発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
獺祭魚の食客@鯨鯢
51
「小泉劇場」が自民党を壊したとすると「小池劇場」は東京を壊した、と後世から評されるでしょう。 希望の党の排除騒動で初の女性総理大臣の夢は潰えたように見えたが、コロナ騒動で排除される立場になってしまいました。オリンピックとコロナ対策で備蓄米は空になってしまい、あと4年間どのようにしのいでいくのか。 有権者でない首都圏の住民としては固唾を飲んで見届けるしかない。 2020/07/17
reo
47
今朝の読売新聞から。新党『希望の党』の代表に就任した東京都の小池百合子知事が公明党に秋波を送っている。7月の都議選では小池氏が率いる地域政党『都民ファーストの会』と選挙協力した公明党は、今回の小池氏の国政進出には反発を強めている。小池代表は、首相指名選挙で党として誰に投票するかを問われ、公明党の山口代表の名前を挙げた。一方公明党は「都知事として都民の期待に応えるのが本筋では」と不快感を示した。新党の基本政策は文字数の都合上ここには記さないが大衆迎合主義的でいかにも胡散臭い。「気泡の党」にならないように…。2017/09/27
姉勤
37
「わたしたちは騙されていた、悪くない」仕立てられた誰かに憤懣をぶつけられるほど、余裕がある人びとの、よく効く免罪符。忘却も早い彼らによって、現在有頂天にいる彼女が、泥に塗れるのは遠い未来ではないだろうか、それともメフィストフェレスと契約して、そんな機会は訪れないかも。ならば、本書でいう悪を駆逐すれば、世の中が良くなるのか。逆の視点でただ溜飲を下げていないか。でもね、わかりやすい悪役は本書も同じ。根っこの病巣は広く深くこの国に癒着して、外科の決断は世代が替わるまで無理かも。その前のインフォームドコンセント。2017/08/22
それいゆ
34
よくよく考えてみると小池百合子は都知事として何にも仕事をしていない?豊洲市場移転延期や五輪会場変更でも騒ぐだけ騒いで結局何もしなかった!今も毎日記者会見はしても、具体的な対応については何もない!希望の党で理念の違う人は排除すると発言して、選挙は敗北したけれど、私はそういう姿勢は当然だと評価したし、期待もしました。でも、今までの彼女の政治姿勢を見ると、我が国の未来を託すのはなはだ危険で、日本を滅亡へ導きそうな感じがします。イメージでしか表現できなく、しっかりとした理念や政策がない人だと判断しました。2020/08/18
roatsu
33
都議選間近いこの時期によくぞ出してくれたと感謝したい必読の一冊。既に馬脚を現しているとはいえ現都知事の危険な本性と臆面もなく行っている悪政の異常さを理路整然と告発している。同時に徒に都政(国政も)が混迷することを歓迎して馬鹿騒ぎで世論をミスリードする傲慢で卑劣なメディアへの批判も鋭い。彼女が鳴り物入りで騒いだ挙句に豊洲移転を決めた時点で、就任後の時間が無駄だっただけでなく億単位の税金を無駄遣いしている失政について、メディアはなぜ毅然と批判しないか。混乱が続くことを願う悪意を感じる。民主党政権以降何度でも同2017/06/19