内容説明
「献身、誠実、尊重」をスローガンに、組織に関わるすべての者が、勝利のために固く結束する。だから、鹿島は勝負強い!鹿島は、常に世界一を目指していく。
目次
第1章 サッカーの神様、ジーコ。鹿島の神様、ジーコ。
第2章 強化部長こそが、クラブのルールブックである。
第3章 勝利をつかみとるための、エピソード45血を繋いでいく。
第4章 なぜ、鹿島に人材が集まるのか?
第5章 マンさん論。
第6章 どこにも負けないクラブをつくる。
著者等紹介
鈴木満[スズキミツル]
鹿島アントラーズFC常務取締役強化部長。1957年生まれ。宮城県仙台市出身。中央大学から住友金属工業に入社。蹴球団に入団し、1989年に現役を引退。その後、住友金属工業の監督に就任。1992年より、住友金属工業がプロ化した鹿島アントラーズのヘッドコーチに。1996年より強化責任者をつとめ続ける。数多くのタイトル獲得に貢献し、日本を代表するサッカークラブを作り上げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Mark X Japan
4
鹿島アントラーズの強さの神髄は、著者のマンさんです。メルカリになってからの不振(タイトルがない)は、血が繋がっていないからでしょう。鬼木監督のもとで原点回帰するのが良いと思います。☆:5.02024/11/20
路地裏のオヤジ
4
鹿島アントラーズに次ぐ優勝数を誇るものの、今、絶不調の某大阪のチームを応援しているので、鹿島アントラーズの勝者のメンタリティーを知りたいと思い読了。確かに監督の解任や選手補強など、フロントが一貫しているからこそ、大きく崩れないと納得する部分はあった。ぜひフロントは学んでほしい。でも、負け犬の遠吠えかもしれないが、ACLを制してから大きなことは言ってほしいと思ってしまう自分がいる!!!2017/10/01
SU
3
イニエスタは神戸にどういう文化を根付かせるのだろう?とジーコが与えた影響を読みながら思いました2018/05/30
Hitoshi Hirata
3
鹿島の話なのだが、悔しいことにめっちゃいい本だ。 サッカークラブの本としても、ビジネス本としてもめっちゃいい本だ。 ヴォルティスもガンバもこんないいクラブでありますように。 でもこれ、アビスパやセレッソ、グランパスのサポが読んだらちょっとショック受けるんじゃないだろか(苦笑)2017/07/21
林太郎
2
これは、、、カシマが強いのも納得。この強化部長さんが要石になって、チームに一本の筋を通していたのか。。。他の多くのチームが、目の前の成績に右往左往して、分かっていても出来ていない事を、地道に、コツコツ、それでいて妥協無く、厳しく貫いてる。四半世紀の重ね方が全く違う。他のクラブのフロントスタッフ、サポこそ一読すべき。自クラブで、どれだけ、ここに書かれている事が出来ているのかを再認識して、カシマのようになるには膨大な時間と、忍耐と、意思が必要な事を、覚悟すべき。2018/09/09