内容説明
最愛の家族との別れ、理不尽な事故、特攻隊…恐怖にとらわれない、悲しみに目をつぶらない。肚の据わった生き方とは?曹洞宗の住職として死の現場を見続けてきた著者が語る、かけがえのない「生」の美しさ。
目次
1章 生きるためにもっと死を利用しよう
2章 死は人が変わるチャンスである
3章 人を打ちのめすこの死の感動
4章 死は非現実でなく現実である
5章 死を知ることで人間は大きくなる
6章 理不尽な死、突然の死の受け止め方
7章 死を「ユーモア」で捉える逞しい生き方
8章 死は存在しないという考え方もある
9章 死は考え方しだいで生になる
著者等紹介
石毛泰道[イシゲタイドウ]
1953年西東京市(旧保谷市)生まれ。現在、石川県七尾市の曹洞宗・徳雲寺住職。慶應義塾大学文学部卒業、早稲田大学大学院公共経営研究科博士課程修了。フランス国立ストラスブール大学文学部、リセ・テクニーク・ジェスチオン・ロテリエールで学ぶ。現在、コンゴ民主共和国キンシャサ大学に大学院生として在籍中。「石毛しげる」名で東京都議会議員として活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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