内容説明
気づかいを形であらわす―玄関の花、料理の出し方、贈り物の決めごと、神さまとの付き合い方。大人になったら知っておきたい所作とたしなみ。
目次
第1章 人をつなぐことばの力。
第2章 場の整え方とおもてなし。
第3章 気づかいのあるふるまい。
第4章 食卓を囲むお付き合い。
第5章 贈り物をするということ。
第6章 和の心を尊ぶ儀礼と行事。
第7章 自然とのお付き合い。
第8章 神さまとのお付き合い。
著者等紹介
広田千悦子[ヒロタチエコ]
文筆家。日本の行事・歳時記研究家。日本の行事、季節の愉しみ、和のこと、和服、縁起物、日々の暮らしの中にあるたからものなどについて絵と文で綴る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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lovemys
4
日常のあれこれを、どうしてそうなったのか教えてくれる本。なかなか興味深かった。知っているようで知らない事も。これを知っていると、色々と便利だと思う。サラリと読めるので、何かの時にちょっと読むのにいいと思う。絵も字も素敵でした。全体的に、さりげな~く素敵な感じがいいな。こうやって、サラリと素敵になりたい。2019/11/10
つくし
2
日本人のしきたりとか、挨拶とか、暮らしに息づく「決まりごと」をちょっと解説してくれる本。この国に暮らす上での振る舞いや所作を、教養として伝統として捉えなおすきっかけになるような、ソフトな解説本でした。2022/02/09
ssコスモ
1
日本に古くから伝わるさまざまなことをサラッと解説し教えてくれる。2022/02/25
雀
1
★★☆☆☆ 冠婚葬祭実用本ではなくって、和のしきたりの楽しみ方を紹介してる本、という感じかな。だから気軽に読めるし、儀礼的なところをスルーして、気楽に和を暮らしに取り入れたら楽しいかもという気にもなりました。いや著者が儀礼をスルーすることを勧めているわけでは全くないのだけれど。 2017/04/21
勝手に読んだYA本つぶやくBOT
0
万葉の昔より言葉は力を持つという(言霊)。口にしたことが現実化するという考え方です。悪い言葉を発すれば悪くなり、良い言葉を使えばよくなる。言葉のかけかたひとつでも楽しくもつらくもなるのですね。この他、おもてなしや気遣い、一年のお付き合いや贈り物といった日本人の決まり事についてわかりやすく書かれています。1冊は持っていたい本ですね。2017/05/01