出版社内容情報
日本人よ、挑戦に身を投げろ! 2020年を境に日本が根幹から変わる。
そんな「日本3.0」時代を生き抜くための必読書!
内容説明
ガラガラポン革命のキーワードは「移動」と「下克上」だ。2020年の東京オリンピックは団塊世代の卒業式となる。その後は、リスクを恐れず、挑戦する30代にチャンスが来る。大きな成功を掴むのは、デジタルとアナログ、世界と日本、地方と東京、大企業とスタートアップといった境界線を超えていける人間だ。
目次
第1章 日本3.0の始まり
第2章 日本3.0と国家
第3章 日本3.0と経済
第4章 日本3.0と仕事
第5章 日本3.0と教育
第6章 日本3.0とリーダー
著者等紹介
佐々木紀彦[ササキノリヒコ]
NewsPicks編集長。1979年福岡県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、スタンフォード大学大学院で修士号取得(国際政治経済専攻)。東洋経済新報社で自動車、IT業界などを担当。2012年11月、「東洋経済オンライン」編集長に就任。リニューアルから4カ月で同サイトをビジネス誌系サイトNo.1に導く。2014年7月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
270
2020年を契機に日本社会が大きく変化していくことを説明した上で、どのような社会に変化するのか、そうした社会に順応(?)するためにはどのような姿勢が必要かということを述べた、おもにこれからの社会を担っていく30代の人々に向けて書かれた提言書。ちょっと乱暴に読者を煽る部分もあるが、これはあえて読者の敵愾心を煽る意図があると思われる。ただ、明治維新や大事に世界大戦のような何か究極的な外圧なくして、日本がどのくらい変わるのかはちょっといぶかしいところもあるのは否めない。2017/06/13
vinlandmbit
38
しびれる一冊。巻末の纏めにも記載あるが、30代に向けて思いを込めたとの記載の通り、著者の日本をより良くしたいという熱量を書の冒頭から終わりまで常に感じます。自分が30代前半であり、かつ一つのターニングポイントを経ようとしている事もあり良い刺激となりました。あと日本の古典はやっぱり腰を据えて読むべきですね。。2019/06/17
Kentaro
37
2010年日本は41年に渡り守ってきた世界第二位の経済大国の座を中国に譲り渡した。残念ながらこのまま推移すると2030年にはインドにも抜かれると予想されている。ただこの事をことさら嘆く必要はない。長い歴史の中では、むしろ中国とインドが経済小国となった過去100年の間が例外だったと考えられる。中国とインドの復権はノーマルへの回帰だとも言える。 19世紀中頃までは中国とインドが世界のGDPの約半分を占めている時代が1800年近く続き、そんな二強時代が崩れたのが20世紀で、新星米国がトップに躍り出たのだ。2021/10/16
犬こ
21
AI、ロボットは2020年までにどこまで私たちの生活や仕事に適応されているでしょうか。いづれせよ、これからの時代は専門職スキルを複数個持っておくようにというのは、よく聞くことですし、実際そうだとは感じます。2017/09/10
naobana2
20
【図書館】モリモリ沢山でした。これからの日本や世界は変わっていきますよ、生き残るにはどうすればいいか、世界と日本の差がわかるかと。本の紹介もありますが全部読んだら一年では足りなそう。2017/05/18