日本核武装

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  • サイズ B6判/ページ数 468p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344030053
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

尖閣諸島を巡って海上自衛隊と中国の艦船の睨み合いが続く中、国内では日本の核武装に向けた詳細な計画書が見つかった。表沙汰になることを恐れた政府は、防衛省の真名瀬に秘密裏に全容解明するよう指示。真名瀬は計画に携わる大手企業や元自衛隊幹部、政界重鎮を突き止め、核爆弾完成が間近に迫っている事実をつかんだ。そのとき、東シナ海では日中の艦船が衝突。北朝鮮は核実験を実施し、弾道ミサイルが日本上空を通過する…。『M8』『TSUNAMI』の著者、構想15年、戦慄の予言小説!最大の禁忌に踏み込む、超リアルサスペンス巨編。

著者等紹介

高嶋哲夫[タカシマテツオ]
1949年岡山県玉野市生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。同大学院修士課程修了。日本原子力研究所研究員を経て、カリフォルニア大学に留学。79年、日本原子力学会技術賞受賞。94年、「メルトダウン」で第1回小説現代推理新人賞、99年、「イントゥルーダー」で第16回サントリーミステリー大賞・読者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

61
斜め読みできない内容と、持ち歩きできない単行本で、読了に時間がかかってしまいましたが、読み応えがありました。「核反対」「そうだ!」と簡単には言えなくなる、核についても世界情勢についても、考えさせられる読後です。ストーリーはタイトルどおり、日本が核を持つ、ということで一貫しているのですが、大きな視点からと個人的な思いと、思想と、歴史と、さまざまな意見が網羅されているように感じました。『力』とはなんだろうかと改めて思います。2016/10/27

yukision

57
政府が知らないうちに核兵器が製造されていたとしたら…。フィクションだが尖閣での衝突など実際に起こりそうなテーマを扱っているので,そういう点ではリアルに感じたが,終盤に失速したような。戦争にならない為に,むしろこういったことにも目をそらさず,広く議論するべきなのではと思った。2021/09/25

書斎六尺

56
中国は尖閣諸島領海にフリゲート艦で侵入し漁民を上陸させ、南シナ海ではベトナム軍用艦2隻を撃沈。現在海上での力は日本は中国を勝っているが、裏では核搭載ミサイルが日本に照準を合わせている。一方米国は弱体化し水面下で中国と取引をしている。中国が日本に核を使用した時、米国は自国民に犠牲を出してまで日本を守るのか。中国は米国をも核の射程内にしているのだ。米国は日本の核武装により、日本が自力で中国・ロシアを牽制でき米国の負担が軽減できると考える。が公にはできない。現実味ある世界のパワーバランス下でのシミュレーション。2016/11/01

むう

52
衝撃作。高嶋さんの小説は、誰もが考えたくはないが逃れられない天変地異、それに立ち向かう政学官の主人公のシミュレーションものを数多く読了しましたが、本作は国際政治を舞台にした近未来小説であることにショックが倍加しました。想像だにしたくない「日本の核武装」を、実に科学的に緻密にシミュレートし、尖閣問題に悩む現実の日本に対する強烈な問題提起ともいうべき異色作。勿論一気読み、夜中に、モデルになった統幕議長は誰?と気になり、栗栖、田母神など過去の統幕長たちの事績をネットで調べたりと、忘れられない読書でした☆2017/03/06

Yunemo

52
このスリリングさに、起こり得る事実として、のめり込めました。今現在の世界情勢、日本国の危うさ、どこかでカエル達が主張してましたが、具体的には本作品のように。組立の細部に拘らず、世界情勢の現実感に浸りましょう。ただ総理の意思決定に絡む場面はちょっと作り過ぎ。若い3人のそれぞれの愛国心、お互いを尊重し合う姿、やっぱりグローバル化って確実に浸透してます。トップの決断、官僚の日本国への憂い、存分に記されてます。国家というものは、自国の利益で動き、その国益は時間単位で変わることもある。この警鐘に改めて身を引締めて。2016/10/02

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