角川文庫<br> 向日葵のある台所

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角川文庫
向日葵のある台所

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041099810
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

学芸員の麻有子(46歳)は、東京の郊外で、中学二年生の娘・葵とともに、穏やかに暮らしていた。そんな折、麻有子の姉・鈴子から「母が倒れたので引き取って欲しい」と電話があった。母とも姉とも折り合いが悪く、極力関わらないようにしてきたのに――。姉の勝手な振る舞いにうんざりしつつも、受けざるを得なくなってしまう。小さい頃から、何かにつけて麻有子の行動を否定してきた母と暮らすのは、やはり自分の心が許せない。しかし、「いったん引き受けて、やはり居心地が悪いと自主的に戻ってもらおう」という葵の提案のもと、絶縁状態だった母親との生活が始まった。すると、今まで知らなかった葵の一面も新たに見えてきて――。「家族」という見えざる檻は、思い出までも閉じこめてしまうのか。

内容説明

森園麻有子(46歳)は、中学2年生の葵とふたり暮らし。ある日、自分勝手な姉から、倒れた母を引き取って欲しいと電話があった。実家と折り合いが悪く、極力関わらないようにしてきたのに―。不安が募る中、疎遠な状態だった母親との生活が始まる。唯一の救いは、自分の味方である葵が、祖母の扱いが上手なこと。しかし、目をそらしたい現実はすぐそこにあって…。肉親だからこそ許せなかった過去に、麻有子は決着をつけられるのか。

著者等紹介

秋川滝美[アキカワタキミ]
2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。12年10月、『いい加減な夜食』(アルファポリス)にて出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ジュール リブレ

79
学芸員でシングルマザーの麻有子さんと高校生の葵ちゃんの微笑ましい二人暮らし。後半に大嵐がやって来てトラウマが蘇るのだけれど、この嵐の中で見えたものは、真っ直ぐに課題にぶつかって解消した力強さを持って、明日からの暮らしにつながっていくのだろう。回想で語られる過酷な日々は、相手からすると、また違った景色を持ち、それでもその頃の経験を反面教師に、幸せな暮らしが訪れる。「ありがとう」のあふれる家庭は温かいな。2021/06/10

むつこ

30
料理の描写は相変わらず健在、でも表紙のイラストのイメージとは程遠い辛辣な母娘の確執というか生活の小説。主人公は40代のシングルマザー、その上世代に実母、下は中学生の娘がメイン。姉と一緒に暮らす実母が脳梗塞で入院し、退院を機にそちらで引き取ってくれと言われ思い悩む主人公にとりあえずやってみようと暮らし始める。この中学生の娘がいい子でかわいい。大人よりよっぽど出来てる。死んじゃったら理解できない、辛いかもしれないけど、生きてるうちに会話して、料理も少しずつその人らしく工夫しなきゃね。2023/01/03

Kana

23
主人公の麻有子が娘の葵と二人暮し。倒れて入院していた折り合いの悪い母正恵と退院後一緒に住むことになる。葵が素直で思い遣りのあるとてもいい子なのが良かった。葵がいれば麻有子と正恵は上手くやっていけそうだし、『ありがとう』という言葉と感謝の気持ちは大事だなと思った。それにしても美味しそうなものがたくさん出てきて食べたくなった。2020/12/29

ごいんきょ

22
タイトルで購入しました。読んでみると思っていた内容とは違っていました。良い意味で裏切られました。心打たれる内容でした。2021/03/20

エディン

20
秋川さんのお話には珍しく、介護、間違った子育て、シングルマザーと、深刻な状況が語られる。母親からの厳しすぎるしつけの結果、自己肯定感が低い麻有子。シングルマザーとなって、葵を育てる。自分の生い立ちを反面教師にして、葵は見事にステキな中学生に成長。老いた母を引き取る中、母が何故あんなに辛く当たったのかが、分かってくる。頑張って1人子育てしている人たちに、エールを送りたくなる作品でした。2021/11/25

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