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内容説明
品位は、ちょっとだけの無理から生まれる。少しの背伸びが、人生を豊かにする。装いから、人間関係、大切にしたい日本語、生き方まで。シンプルにして深遠な美しい歳の重ね方。野に咲く花のように自分らしく生きるヒント。
目次
第1章 品よく、暮らすために
第2章 仕事と向き合うときの心構え
第3章 女優生活から学んだこと
第4章 ひとつの世界だけで生きない
第5章 幸せな人間関係を育む
第6章 美しく歳を重ねるために
著者等紹介
八千草薫[ヤチグサカオル]
大阪市出身。女優。1947年に宝塚歌劇団へ入団。1951年に『宝塚夫人』で映画デビュー。宝塚退団後の1957年に、映画監督の谷口千吉氏と結婚。その後も、舞台、テレビドラマなど幅広く活躍。1997年に紫綬褒章、2003年に旭日小綬章受章、そのほか数多くの賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
195
品があって声色に話し方、ふんわり優しい女性・・だけでは無かった。戦争を生き抜いて宝塚だもの、女優として60年以上第一線で活躍された方だもの生半可な心意気だけではないよね。そんなことを感じて読了した。2019.10月永眠ー合掌ー2020/01/28
かめりあうさぎ
33
素敵な女優さんでしたよね、八千草薫さん。大好きです。本書の内容も、誰もが期待し想像する通りの人柄の良さと芯の強さが現れていました。大切な人たちとの別れのシーン…そして、今はその薫さんもあちらに行かれて、お母様やご主人様にお会いできたのかな。どんな道でも、60年間も第一線で活躍されていた方にはそれなりの哲学美学があるものですね。大変勉強になりました。「まあまあ、ふうふう」初めて知った言葉です。2020/02/15
梅ちゃん
27
いつも上品で可愛らしい女優さんだと思います。テレビ番組に出演されて、この本を紹介していたので読んでみました。 八千草さんが、大切にしている言葉が“ほんのちょっと無理をする”だそうです。うんと無理をするのではなく、ほんの少し背伸びをしながら、歳を重ねていくようにされているそうです。 私も、心がけるようにしようと思います。2015/08/06
ルル
24
文は体をあらわしますね(*^^*)読んでいてもふんわりした気持ちになれます。2020/08/02
Kei
22
好きな女優さんの一人。前へ前へ出るのではなく引いての演技。もっと評価されてもよいように思われます。たおやかな雰囲気にかかわらず、山歩きもなさる硬派でもあります。だから、しっとりした中に、芯の強い部分があって、面白いです。本書は、字が大きくて読みやすく、購買層をのターゲットを感じます。出版物も、これからは、こんなふうになっていくのかな?(笑) 2015/04/05