内容説明
2015年NHK大河ドラマ『花燃ゆ』のヒロイン・文。日本近代を動かした英傑・吉田松陰、久坂玄瑞、楫取素彦の生涯を見届けた、知られざる「女の一生」とは。
目次
第1章 なぜ今、「松陰の妹」なのか(なぜ今、吉田松陰なのか、そしてその妹・文なのか;大河ドラマ『花燃ゆ』の題名に秘められた意味 ほか)
第2章 文の育った松陰の家庭と兄弟(文の子ども時代が偲ばれる姉・芳子の談話;「家庭の人としての吉田松陰」児玉芳子 ほか)
第3章 文を愛した第一の志士・吉田松陰(真情溢れる「文妹久坂氏に適くに贈る言葉」;司馬遼太郎が「維新史の奇蹟」と呼んだ松陰の存在 ほか)
第4章 文を愛した第二の志士・久坂玄瑞(文と久坂玄瑞との出会い;久坂玄瑞が最初、文との縁談を渋った理由とは ほか)
第5章 文を愛した第三の志士・楫取素彦(楫取素彦(小田村伊之助)は、松陰と同じく学者の家柄
江戸で松陰と出会う ほか)
著者等紹介
原口泉[ハラグチイズミ]
志學館大学人間関係学部教授、鹿児島大学名誉教授・同客員教授、鹿児島県立図書館館長。1947年生まれ。東京大学文学部国史学科卒、同大大学院博士課程単位取得退学。専門は日本近世・近代史。東アジア諸地域とのつながりの中で、薩摩藩の歴史研究に取り組む。日本各地から東南アジア、欧米で講演。NHK大河ドラマ「翔ぶが如く」(1990年)、「琉球の風」(1993年)、「篤姫」(2008年)の時代考証を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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