内容説明
この本は、インターネット上にある「猫の国ニャンタージェン」で暮らしている、実在の猫たちと、その飼い主たちとの交流によって生まれました。猫のしぐさや行動には、さまざまな魔法が隠されています。あなたにも素敵な魔法がかかりますように。
目次
1の章 この世に猫として生をうけて―子猫の魔法(運命の魔法;祝福の魔法 ほか)
2の章 愛に生きる―若い猫の魔法(絆の魔法;情熱の魔法 ほか)
3の章 猫として大切なこと―円熟した猫の魔法(献身の魔法;希望の魔法 ほか)
4の章 旅立つために―年老いた猫の魔法(刻の魔法;自制の魔法 ほか)
著者等紹介
松井雄功[マツイユウコウ]
東京都生まれ。画家。2003年より「犬の国ピタワン」、2010年より「猫の国ニャンタージェン」をインターネット上で運営
田中マルコ[タナカマルコ]
東京都生まれ。作家。2003年より「犬の国ピタワン」、2010年より「猫の国ニャンタージェン」をインターネット上で運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるる
48
とても美しい本でした。イラストもストーリーも美しい。そして猫飼いならば誰もが知ってる猫との出会いからサヨナラの日までの幸せな日々が、一冊の中に凝縮されているような美しい本でした。2015/02/08
積読亭まめウサ☆積ん読減らしたいのに増えてく
25
読み友さんの感想に惹かれて読んでみました。イラストがとてもキレイ☆子猫との出逢いから別れまでと猫の魔法とが書かれていて最後は泣いてしまった。猫は飼ったことはないけれど、自分の飼い主さんのところに生まれ変わって飼い主さんの許に帰ってくると以前、聞いたことがあったけど、この本を読んだら本当に大好きな飼い主さんに色んな素敵な魔法をかけてくれているんだろうなぁって感じた。2017/04/29
miicha
19
綺麗で可愛くて優しい一冊、何度でも繰り返し読みたいです。2017/12/30
寧々子
16
猫の成長の物語を通して、猫が生涯のなかで愛する人のために使う魔法が描かれています。 魔法といっても本格的な魔術といった感じではなく、猫のしぐさや気性などを魔法に仕立てているって感じ。 いや、猫のしぐさや気性に隠されていた魔法を描いているって言ったほうがいいのかも♪ ピッピと名付けた猫と「私」との物語はいつもどこか切なげでしたが、最後はやはり涙なくしては読めませんでした。 うちの猫には22番めの魔法は使ってほしくないな。松井雄功さんの絵があまりにも綺麗なので見入ってしまいました♡2018/02/17
はな
16
美しいイラストにうっとりしながら読みました。猫と一緒に生活はしたことないのですが、猫なら本当に魔法が使えるのではないだろうかと思えました。やさしい文章にも猫との生活が幸せであることを感じました。2015/02/21