内容説明
オバマ大統領の予約を断った理由、池波正太郎を虜にした味。ただこの道ひとすじ夢心を抱き、一途に向かう匠の真髄。心行くまで食べずして、何のための人生か。
目次
第1章 一途に向かう(食べることは、生きること。心行くまで食べずして、何のための人生か;てんぷらは「音」で揚げる。聴こえるようになった素材の声 ほか)
第2章 未熟であることが大切(魂は細部に宿る。清潔なトイレと店員のちょっとした気遣い;100人いたら60人に好かれればいい。残りの4割がその人の個性になる ほか)
第3章 「ごちそうさま」が勲章(てんぷらの食べ方からわかった安倍首相のリーダー力;パリの三ツ星シェフとでも、ひと言で通じ合える ほか)
第4章 うまいものはうまい(戦国時代に伝わった南蛮生まれのファストフード;春の味は大人の味。油は苦みを旨みに変える ほか)
付録 近藤のてんぷらはなぜうまいのか!?(近藤流・てんぷらの揚げ方 油っぽさも失敗もなし!;近藤流てんぷらのレシピ)
著者等紹介
近藤文夫[コンドウフミオ]
1947年、東京生まれ。銀座「てんぷら近藤」店主。高校卒業後、「山の上ホテル」に就職し、和食部門「てんぷらと和食 山の上」で修業を積む。23歳のとき、和食部門の料理長に抜擢され、21年間勤めたのち、1991年に独立開業した。アスパラガスやさつまいもなど、それまではてんぷらにしようとは誰も考えなかった食材を天種として次々と定番にしていき、絶賛される。各界の著名人から愛される、押しも押されもせぬ和食の巨匠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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