内容説明
ありきたりな「いい女」は、つまらない。雑誌「ＧＩＮＧＥＲ」の大人気連載。内面から美しくなる、“大人の女”指南。
目次
「ユニークな女」の条件
目指すは「磨かれた女」
前向きシンドローム
どの価値観を一致させるべき？
「残りの人生の最初の一日」から始める
パパ、ドントプリーチ
私の「お気に入りの孤独」
年齢なんか、ただの数字？
姉貴分と妹分、どっちになりたい？
天下のまわりものの話〔ほか〕
著者等紹介
山田詠美［ヤマダエイミ］
１９５９年、東京都生まれ。８５年「ベッドタイムアイズ」で第２２回文藝賞を受賞しデビュー。８７年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で第９７回直木三十五賞、８９年『風葬の教室』で第１７回平林たい子文学賞、９１年『トラッシュ』で第３０回女流文学賞、９６年『アニマル・ロジック』で第２４回泉凝花文学賞、２００１年『Ａ２Ｚ』で第５２回読売文学賞、０５年『風味絶佳』で第４１回谷崎潤一郎賞、１２年『ジェントルマン』で第６５回野間文芸賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
59
ポンちゃんは読むとけっこう疲れるが、これはわりと気楽に読めた。しかし、文章がうまいというかきれい。下品なこと書いても、上品にめるからすごいよな。2015/08/17
なるみ（旧Narumi）
37
ものすごく久しぶりな山田詠美さんエッセイ。読友さんの読書感想がきっかけで読むことができました。最初のいくつかのエッセイは、山田詠美節についていけず、もう山田詠美さんは読めないかな(~_~;)とがっくりきそうになりましたが、『私の「お気に入りの孤独」』あたりからはテンポがかみ合ってきて、無事読了できました。味わい深い一冊でした。2016/07/13
melon
30
ナオコーラさんに続き、エッセイのターンが来ているため一気に読み読了。ナオコーラさんも、山田さんも、小説が読みたくなりますね。2016/04/29
ｸﾞﾘｰﾝｸﾛｰﾊﾞｰ☘
26
若い頃にはまった作家さん。個性的でカッコいい女性。歳を重ね（お互い様だが）角が取れた感じがした。夜の世界のイメージしかなかった「赤毛のアン」を読んでいたのに驚いた。 2019/03/13
アコ
26
とーってもよかった！美容院で数回読んだことがある『GINGER』連載をまとめた1冊。やっぱりエイミーはかっこいい。歳を重ねて一層魅力的な女性だねという印象。ズバッと指摘するあれこれに共感しまくり。（わたしも「嫁呼び」は嫌いだー。ついでに「オットの人」も苦手。）彼女が憧れとするさらに歳を重ねたステキな女性のさらりとした紹介がいくつかあって、そちらにも興味がわいた。「自分のロールモデルって誰だろう？」ということをしばらく考える日々になりそう。唯一残念なのは装丁。なんでこれなんだろう。2018/11/28
