内容説明
102歳の現役医師・日野原重明氏が設立した、平均年齢78歳の老人ソフトボールチーム『バルーンエルダリー』は今年こそ1勝をあげ、万年最下位から脱出できるのか!?
目次
第1章 負け犬根性
第2章 ラジオ体操第一
第3章 エースは「趣味は競艇競輪、勝負事なら俺に任せろ」
第4章 「ドンマイ」は天使の囁き
第5章 ネバーギブアップ
第6章 明日に向かって走れ
著者等紹介
黒井克行[クロイカツユキ]
1958年、北海道旭川市生まれ。出版社勤務を経てノンフィクション作家に。人物ドキュメントやスポーツを題材にしたノンフィクションを中心に幅広い執筆活動を展開し、その傍ら大学講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
1
参加することそれ自体に意味がある。その考え方が間違っているとは言わないものの、勝負事である以上勝ちたいというのが正直な気持ちである。年をとったからこそ達観できるというのは確かにあるが、年を理由にしてはじめから負けているというのは許容できない。ベストを尽くし、勝利に向かう気持ちには年齢など関係ない。2014/07/04
qy_yp841
0
人口高齢化が問題視され、介護や独居老人などネガティブなことばかりがニュースで取り上げられる昨今ですが、この作品を読んで年を取るということに、とても前向きになれると同時に、今から体力付けなくちゃという思いが産まれてきました。本作に登場する平均年齢78歳のお父さん?おじいさん?たちはみんなとても有意義に過ごしていらっしゃいます。老後の良し悪しは、今何をするかにかかってるような。。。頑張らねば!2014/06/08