内容説明
「必ず取りに来るから開けないでほしい」。横浜・中華街の一角でひっそりと暮らすモグリの外科医・椚田翔介は、知り合ったばかりの少年から、一通の手紙を託された。直後、少年は謎の死を遂げる。彼は中華マフィアのボスの息子だった。不審に思った椚田がアジトを訪れると、ボスから「ある女からディスクを取り戻せ」と難題を突きつけられる。少年はなぜ殺されたのか。彼が遺した手紙の中身とは。そして、椚田がモグリの医者になるきっかけとなった11年前の知られざる事件とは―。
著者等紹介
安萬純一[アマンジュンイチ]
1964年東京都生まれ。東京歯科大学卒業。2010年「ボディ・メッセージ」で第20回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nyanco
13
地元が舞台なので読んだのですが…う~~ん、想像していたものとは随分とかけ離れてました。メチャメチャハードボイルド。家族を救う為、とか、探偵が依頼を受けて…ではなく、主人公・椚田は、少年に興味を持ったばかりに何の関係もないのにドンドンと深みに椚田はまっていく。ハードボイルド好きの方だと、こういう展開が面白いんだろうなぁ。しかし、どうもいまひとつついていけない。もっと「モグリ」の医師の仕事の部分がメインになった作品だろうと思い込んでいたせいでしょうか。続→2013/05/23
tara
11
図書館で返却棚の中から借りた本。横浜中華街で無免許で外科医をやっている椚田が中国人マフィアの抗争に巻き込まれていくのだが・・・たいした関わりのない少年のために命を張った行動に出るのもよく分からないし、彼がモグリの医師である設定がほんとに必要だったのかとか、結局圭一少年は誰に殺されたんだっけとか、途中からただ読んでるだけって感じになってしまった。ハードボイルドは理屈じゃないって気もするけど、すっきりしない内容だった。2014/10/31
miyatatsu
8
あまり有名ではない方の作品を読んでみて思うのは、足りていない点がある作品を読んでこそ素晴らしい作品の良いところがはっきりとわかるようになるんだなということです。良いものばかりではなくたまには中途半端なものを読んでみるのも良いなと思いました。2017/07/26
ぱぁる
6
所々、意味不明の行動や思いがでてきて、作家のひとりよがりが感じられた。意図や目的が曖昧で、今それが意味あることなのかよくわからなかった。でも、犬との交流や、絶対にことと関わらない友達が出てきてよかった。アウトローは孤独なんだけど、だからこそふれ合った時は新鮮なのね。最後、終わった感が薄くて、すっきりしない。2014/03/23
悪者みきこ
5
文章は好きなんだけどなあー。ボディメッセージが今のところいちばんだな。2015/12/26
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