清須会議

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344021976
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

信長亡きあとの清須城を舞台に、柴田勝家、羽紫秀吉、丹羽長秀、池田恒興ら武将たちと、お市、寧、松姫ら女たちの、歴史を動かす心理戦が始まった…。

著者等紹介

三谷幸喜[ミタニコウキ]
1961年7月8日東京生まれ。脚本家。日本大学藝術学部演劇学科卒業。在学中の83年に劇団「東京サンシャインボーイズ」を旗揚げ。94年「東京サンシャインボーイズの“罠”」の公演をもって劇団は30年の充電期間に入った。以後、脚本家としてテレビドラマ・舞台・映画と多方面で執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

570
さすが三谷幸喜と思わせる面白さと、演劇のようにテンポよく読めたのがよかった。清須会議という中々色んな勢力が混じりあった戦いに焦点を当てたのはいいポイントだと思った。2016/04/12

射手座の天使あきちゃん

492
そのまま舞台や映画の脚本に使えそうですよね! 本能寺で非業の死を遂げた織田信長の後継者を決定する清州(清須)城での宿老会議を現代語訳で再現すると・・・ いかにも三谷さんらしく随所に笑いの小ネタと本音の毒舌、溢れるほどの自我と欲望を「これでもか」とテンコ盛りしても暗い話にならないのは流石ですぅ(笑) 真剣に考えずお腹抱えて笑いましょうよ <(^_^; 2013/03/09

よこしま

474
映画を観てから本に。表紙を視て笑いました。四人衆でスマホを手にしてるのは、時代の先を視てる藤吉郎。対面の新聞紙は頭の硬い権六だと気付きます。映画も笑えましたが、本もかなり笑えました。一人々々の視点で物語が進んで行く、それも現代語ですから、時代劇という名の喜劇ですね。映画で一番笑わせくれたのが、妻夫木聡が演じる次男のうつつけ信雄。本と映画では違いはありましたが、バカっぷりは見事です。歴史上、織田家で最長に生きたのが信雄ですから本当はバカじゃないんですよね。細かい歴史に疎い人も笑わせる三谷さん、手腕見事です。2014/05/02

れみ

361
本能寺の変で信長とその息子の信忠が死んだあと、次の棟梁と領地配分を決めた清須会議を描いたお話。ガチガチに時代小説みたいな感じだったら読むの時間かかりそうかなと思ってたら全然違ってた。ていうか、かなり笑える。サクサク読めるし分かりやすくて、文章は軽いけどそれぞれの登場人物がよく作られているなあと感じられた。映画がどんなふうになってるのか凄く気になるなあ…!2013/04/16

hiro

346
映画やテレビの三谷コメディが大好きなので、三谷さんの時代小説ということで興味を持ち、すぐに図書館で予約した。‘現代語訳’なので、大変読みやすいが、これは時代小説?というのが、正直な最初の感想だった。‘コラーゲン’とか、戦国時代にはない言葉が多くでてくるし、装画ではスマホで電話しているし、時代小説というよりは、時代エンタテイメントとして読んだほうがいいのかもしれない。しかし、秀吉、勝家、お市たちの独白は大変面白く、小説としても楽しく読めた。映画も主役級がずらり並んだ豪華な配役なので、そちらも大変楽しみだ。2012/11/03

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