子や孫に読み聞かせたい論語

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344020733
  • NDC分類 123.83
  • Cコード C0095

内容説明

小さなうちから心を育てる、強くする。家族一緒に、学んで覚える、日本人が大切にしてきた教育法。

目次

第1章 理想の人になろう(志を持って生きる―四十にして惑わず。;「正しい」を選べるか―君子は義に喩り、小人は利に喩る。 ほか)
第2章 心豊かに生きよう(知る・好む・楽しむ―之を知る者は、之を好む者に如かず。;正しく人を見る目を持とう―人を知らざるを患う。 ほか)
第3章 学ぶことは楽しい(学ぶことが一番大事―学ぶに如かざるなり。;学習と思考をバランスよく―思いて学ばざれば、即ち殆し。 ほか)
第4章 仁を育もう(口先だけではだめ―巧言令色、鮮し仁。;行動で示そう―剛毅木訥、仁に近し。 ほか)
第5章 人づき合いが楽しくなる(自分の意志を持つ―君子は和して同ぜず、小人は同じで和せず。;いいところを褒めてあげる―君子は人の美を成し、人の悪を成さず。 ほか)
第6章 こどもに伝えたいこと(努力し続けることは素晴らしい―学んで時に之を習う、亦説ばしからずや。;人生の師を見つける―故きを温ねて新しきを知れば、以って師と為るべし。 ほか)

著者等紹介

安岡定子[ヤスオカサダコ]
1960年東京都生まれ。二松學舎大学文学部中国文学科卒業。安岡正篤師の次男・正泰氏の長女。現在、安岡活学塾の講師として「銀座・寺子屋こども論語塾」「文の京こども論語塾」等都内の講座以外に、宮城県塩竈、宮崎県都城、茨城県水戸、京都府京都市等、全国各地で定例講座は19講座に及び、幼いこども達やその保護者らに『論語』を講義して話題を集めている。著書「親子で楽しむこども論語塾」シリーズ(明治書院)は、30万部を超えるベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kawai Hideki

98
約500章ある論語の文章の中から、子供と声を出して読み上げることを考慮して、特に重要な54章をピックアップして解説した本。短い中に真実を突いた言葉や、望ましい姿とそうでない姿の対比があざやかな文章が集まっている。筆者は安岡正篤氏のお孫さん。素直な文の解釈と、子供論語塾での子供の反応が紹介されているのが良い。「子や孫に…」ということだが、親としても勉強になった。2014/10/13

Natsuko

16
先日読了した古典本より興味を持って。 2500年前の孔子の教えが現代にも十分通じることに感銘を受けるも、人というのは環境が変わっても心の在り方は普遍であることを噛みしめる。 「辞は達するのみ」:言葉というのは、その意味が十分相手に伝わるようにすることが大切。「人の己を知らざるを患えず。人を知らざるを患う。」:他人が自分の実力を理解してくれなくても、それを嘆くことはない。他人の実力を自分が正しく見極められないことのほうが心配だ。2023/11/21

yonet35

3
子供に読み聞かせてようと思った。大人になるにつれて、親のしてあげられることは減る。小さい頃から論語を読み聞かせ、困ったときなどこの言葉を思い出してくれたら、、、と、思ったが、六歳の子供には早すぎた。読んでいるうちに親の私が心助けられた。2018/10/17

がらす

2
論語からピックアップした54の言葉を、とてもわかりやすく解説した本。短い言葉で人の道を説く孔子の教えは、2500年前のものとは思えないほど物事の本質を突いています。声に出したり書き写したりして、心に留めておきたい言葉がたくさん見つかりました。「こども論語塾」の講師である著者が、子どもたちに語りかけたときの反応が書かれているのも楽しかったです。2020/05/04

きるきるふわっち

2
分かりやすく、ためになった。自分のメールの署名に、なんか難しく短く今期の標語を入れる規定なのですが、この本からは、ヤハリ、40にして惑わず、しか…しかしそれでは、自分を全体的にさらけ出し過ぎるよ。いかん。藍は青より青し、では諸先輩方に失礼だし。2014/06/12

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