小田和正ドキュメント―1998‐2011

小田和正ドキュメント―1998‐2011

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  • サイズ A5判/ページ数 197p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784344019805
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0095

内容説明

98年7月。小田和正は東北自動車道を走行中に大事故を起こした。車は大破し、自身も鎖骨や肋骨を骨折して絶対安静。この事故が小田の心にどんな変化をもたらしたのかを詳細に記すことから本書はスタートする。50歳を越えてからの小田は過去の実績に甘んじることなく、様々な新しいことに取り組んできた。テレビ出演を断ることが多かった彼が自ら企画に参加した「クリスマスの約束」は10年以上も続く人気番組として定着、坂道を自転車で必死に登るCMが話題となった『自己ベスト』は、300万枚という記録的な大ヒット、そして単独アーティストとしての史上最年長ドーム公演記録の更新…。「結果が即座に跳ね返らない時期こそ大切に」「頑張っていれば、どこかで誰かが見ていてくれる」道なき道を歩んできた小田自身が語る言葉も、この本には多数収録されている。もちろん最新アルバム『どーも』についてもロングインタビューを敢行。その他、代表曲解説や小田和正の“口癖”など、ありとあらゆる角度から人間「小田和正」の実像に迫る決定的ノンフィクション。小田独自の年齢の重ね方から、今を生きるエネルギーを受け取ることができる。

目次

約束を果たす人
走る人
手紙を書く人
小田和正の流儀
海をわたる人
記録を更新する人
小田和正の代表曲
自ら祝う人
小田和正の口癖
決して「サヨナラ」は言わない人
『どーも』を作る人
集合写真の人―あとがきにかえて

著者等紹介

小貫信昭[オヌキノブアキ]
1957年東京都生まれ。音楽評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

栗羊羹

54
オフコース時代から大ファンでした。孤高の天才(?)が送り出した歌の中の男性は優しいのかも知れないけど、どこか冷たく上から目線…でもでも、いつまでも透き通った声を聴かせて欲しいな…2018/01/07

団塊シニア

53
10年あまりの小田和正の活動をまとめた内容である。大事故を起こした際、ファンからの手紙の中に「生きていてくれただけで良かった」という言葉が死生観を変え一つの転機になった、というのが印象的である、世代間を超えた支持、新曲で音楽シーンに存在感を示すことができる貴重な存在であることは間違いない、 欲をいえば小田和正、本人の執筆であれば、もっと感情移入できたのに…と思う、 2014/01/13

ハミング♪♪@LIVE ON LIVE

40
小田氏の曲は毎日聴いているが、どういう背景で書かれたのかや、どういうアーティスト人生を歩んで(あるいは、走って)きたのかということなどは、知らなかったので、興味深く読めた。歌うときと喋るときのギャップは感じていたが、どういう人柄であるかというのは深くは感知していなかったので、あらゆるエピソードや変わった口癖から、その人となりを窺い知ることができて、良かった。小田氏の新しい試みや細部までのこだわりが散りばめられた作品やライブの数々から、今度参戦するライブがますます楽しみになった。2016/08/14

サトシ@朝練ファイト

23
小田さんのコンサートに行ったのは20年以上も前、その後事故があって、そうですか?天井に黒いメガネの男を見ましたか?不思議な体験ですね。今年もクリスマスの約束はあるのかな。2017/12/10

お静

15
10年余りをインタビューした作品。小田和正という人間が大切にしているものがあぶり出ていた。 年と共にエネルギッシュに立ち向かう姿は読者に勇気を与え改めてアルバムを聴いてみたくなった。2018/03/12

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