内容説明
プロサッカー選手初の自己啓発書。誰もが実践できるメンタル術!心は鍛えるものではなく、整えるもの。いかなる時も安定した心を備えることが、常に力と結果を出せる秘訣だ。
目次
第1章 心を整える。
第2章 吸収する。
第3章 絆を深める。
第4章 信頼を得る。
第5章 脳に刻む。
第6章 時間を支配する。
第7章 想像する。
第8章 脱皮する。
第9章 誠を意識する。
最終章 激闘のアジアカップで学んだこと。
著者等紹介
長谷部誠[ハセベマコト]
1984年1月18日、静岡県出身。3歳のときにサッカーを始め、青島東小のスポーツ少年団、青島中サッカー部を経て藤枝東高校入学。2001年の全国総体準優勝。’02年浦和レッズ加入。’08年ヴォルフスブルクへ移籍。’10年南アフリカ・ワールドカップではゲームキャプテンとして、4試合すべてに先発出場しベスト16進出。11年AFCアジアカップではキャプテンとして、優勝に貢献した。ポジションはMF(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃーこ
338
自分自身をよく知り、自分の未熟さ弱さをまず認め、周囲に流されず自分自身に生きる姿がカッコいいなと思う。弱さを認めるのも強さであり、その中で自分の可能性の最大限に挑戦し立ち向かっていく。せい一杯を出しきっていく。「自分の弱さを知ってこそ人にやさしくなれる」というあとがきの言葉にハッとさせられる。「自分らしさ」を大切にし磨いていくことが変わっていくことの中身なんだと気づかされる。すごくしっかりした考え方に感動した。2013/05/27
たー
269
イメージ通り真面目な人だ。長谷部自身の言葉ではないけど「運は口説くもの」というのが印象に残った。でもキャラは違えどカズや長友とかと共通するところもやっぱり多い。2012/01/22
再び読書
225
これを読むと長谷部氏が、前WCUPの際にゲームキャプテンに選ばれたのが納得できる。彼のリーダーシップは、自らが模範となり、練習、試合に臨み、試合では自分の役割を黙々とこなす。個性の多い集団の中で、選手を束ねると言うより、選手が自主的に纏まっていく様に、行動していく一般的なキャプテン像から、少し離れた存在と思う。事前に心に静寂を与え自分の力を最大限まで、引き出す準備は、重大な出来事に望む際に役立つ方法論だと思う。このスペースでは書きつくせない、読む価値がある本と思う。F・マガトは懐かしいが、練習は恐ろしい。2013/08/10
おしゃべりメガネ
208
今さらなのかもしれませんが、やっと&しっかりと読ませていただきました。私個人としては本当に申し訳ないのですが、サッカーに関する知識や興味がそれほどでもないのです。しかし「キャプテン」としてのあるべき姿は、本書にてたくさんのコトを学びました。自分を信じ、しっかりと信念を持って何事にも取り組む姿勢は素晴らしいの一言につきます。長谷部選手が読書家だという一面には、深い意味はありませんが正直意外でした。長谷部選手が印象に残っているという書籍も積極的に手にとって読んでみようと思います。キャプテンって大変ですね。2017/09/05
ehirano1
181
アスリートにおける『プロフェッショナル』とは何たるものかを著者なりに綴った内容です。時代によってスタイルは変わるかもしれませんが、成功したアスリートのプロフェッショナルには必ず共通項があることを本書は教えてくれます。また、20代の成功し続けている青年がアスリートにおけるプロフェッショナル論を記したことは、若者達に大きな影響を与えと思いました。2015/07/08