ミステリーの書き方

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  • サイズ B6判/ページ数 480p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344019157
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C0095

内容説明

ミステリー最前線で活躍する作家43人が惜しげもなく披露する、極秘の執筆作法。作家志望者、ミステリーファン必読の書。

目次

第1章 ミステリーとは(はじめに人ありき(福井晴敏)
ミステリーを使う視点(天童荒太) ほか)
第2章 ミステリーを書く前に(オリジナリティがあるアイデアの探し方(東野圭吾)
どうしても書かなければ、と思うとき(法月綸太郎) ほか)
第3章 ミステリーを書く(プロットの作り方(宮部みゆき)
プロットの作り方(乙一) ほか)
第4章 ミステリーをより面白くする(書き出しで読者を掴め!(伊坂幸太郎)
手がかりの埋め方(赤川次郎) ほか)
第5章 ミステリー作家として(シリーズの書き方(大沢在昌)
連作ミステリの私的方法論(北森鴻) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リズ

56
作家の、オススメ本が沢山ありました。隠れた名作を紹介していただき、ますます読書欲が沸いてきた。調査力が必要な仕事だ。作家は儲からないから、イヤだなと感じたが、好きなことを仕事として生業と出来る喜びも伝わって来ました。2015/01/31

masa

50
伊坂幸太郎、宮部みゆき、恩田陸他そうそうたる面々がミステリーの執筆法を開けっ広げに解説してくれます。実際にミステリー作家を目指す人にも、それなりに参考になりそうなくらいの濃さですが、別にそのつもりがない人でも、好きな作家がどうやって作品を書いてるか、非常に興味を持って楽しめる内容になっています。僕は乙一のプロットが計算され尽しているということを知り、実際に『GOTH』や『失はれる物語』を読み返して、唖然としました。行き当たりばったりで叙述トリックが書けるわけないけれど、方程式のように書けるのも凄すぎます。2018/01/06

里愛乍

49
ミステリーに限らず、文を書く人読む人にはどのページを開いても興味深い内容が書かれていると思います。何よりこの表紙に上がっている作家さんの顔ぶれがすごいこと。この方たちの語りや意見を読むだけでも楽しめると思う。作家さんたちからのアンサーがそれぞれの特徴が出てるっぽくて面白い。図書館本ですが、ちょっと手元に置いておいて気の向いた時に好きなところを読みたいタイプの本。文庫本買っちゃおうかな。2015/10/29

あつし@

40
既読本の解説に見つけて購入。まず参加者(執筆者)の多さ豪華さに驚かさる。しかも600頁超の内容量。それぞれがテーマに従って手の内を晒していて、書き手になろうとは思はないが実に面白い。まだ読んだことのない作家の作品もこれが入り口になりそうで嬉しい。以前読んだ大沢在昌の「売れる作家の全技術」と共に手近に置いて何度も読めるようにしたい本だ。2015/10/25

しょこ

38
伊坂幸太郎さんのエッセイをつまみ読み。“遠いイメージのもの同士をぶつけて意外性を演出すること”そうやって楽しさを産み出すのかぁ。例で、死神×CDショップの視聴機が。あったあった~(´艸`*)豪華な作家さんのラインナップで、これ読んだら読みたい本増えそ~。生きてる間に読み切れなそ~。笑。図書館棚に戻す時、近くの青年にがっつり見られた…。いやぁ、私は決して小説家を志してはおらぬよ。へへへ。2018/01/08

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