出版社内容情報
人気バレエ作品が、夢いっぱいの小説に!
チャイコフスキーの名作バレエ「くるみ割り人形」「白鳥の湖」を、ファンタジーの名手・ひかわ玲子が小説化! 有名な踊りの場面もたくさん盛り込まれ、楽しい一冊に。クリスマスの贈り物にもぜひ!
内容説明
クリスマス・イヴのパーティで、名づけ親のドロッセルマイヤーさんからくるみ割り人形を贈られた少女クララは、その夜、不思議な体験をする…「くるみ割り人形」。悪魔の呪いをかけられ、白鳥の姿に変えられてしまったオデット姫。夜の湖で出会ったジークフリート王子と恋に落ちるが…「白鳥の湖」。世界中で上演されている、チャイコフスキーの人気バレエ2作品が、ロマンチックなファンタジー小説に。小学中級から。
著者等紹介
ひかわ玲子[ヒカワレイコ]
東京都出身。ファンタジーを中心に執筆
碧風羽[ミドリフウ]
埼玉県出身のイラストレーター。オンラインゲームのイラスト、ライトノベルの挿画などのほか、漫画誌『Fellows!』(エンターブレイン)の表紙を毎号担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しろのあ
3
バレエのあらすじは踊りを見せるためのざっくりしたものだから、こんな風にものがたりにすると書き手の解釈や個性が出ますね。白鳥の湖は前に小林深雪版を読んだので、読み比べてみると面白いです。こちらの悲劇バージョンもなかなか良かった。2015/08/02
Hadsukichi
2
バレエを基にひかわさんが書き下ろしたくるみ割り人形と白鳥の湖の物語。クリスマスの時期になるとくるみ割り人形の音楽たちが聴きたくなる。今回、絵本で読んでいたくるみ割り人形の話が無性に読みたくなってこれを読んだ。お菓子の国のダンスシーンが可愛くて美味しそうで、曲を思い出しながら読んだ。キャンディ・ボンボンがとてつもなく気になる。絵本とはやっぱりちょっと内容が違ったけど面白かった。白鳥の湖は私が観たバレエはオデットが飛び去って終わるのだけど、こちらは悲劇の中にもハッピーエンドになる内容になっていてよかった。2018/12/23
Jirgambi
0
最近バレエ及び楽曲が気になるも、自分でもびっくりするくらい当方面への知識が何も無く、そんな折図書館でふと見つけ即読了(閉館45分前-15分前の間にて)。大まかな内容把握が目的だったが、ここでは作者によるアレンジもあるらしく。「白鳥の湖」、別の結末も要確認か。2019/08/18