内容説明
なんでもない日だけど。春夏秋冬のささやかな暮らしを綴る、待望の描きおろし。
目次
冬
春
夏
秋
ふたたび冬
著者等紹介
小泉吉宏[コイズミヨシヒロ]
1953年浜松市生まれ。武蔵野美術大学卒業。99年、『ブッタとシッタカブッタ3・なぁんでもないよ』で第45回文藝春秋漫画賞受賞。2002年、『大掴源氏物語 まろ、ん?』で第6回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アイアイ
8
幸せな結婚生活ってこんな日常だろうなー日記に語るほどでもない日常のささやかな場面をマンガで綴る。共に空見上げ、ダイエットし、病気の時は励ましあい、焼きたて今川焼きあんこクリームを食べる温かい時間。結婚ってこんな感じが一番幸せ。▽図書館2015/03/15
杏子
6
これはシッタカブッタとちょっと系統が違ってて。あるある!こんなことのオンパレード。くすっと笑える。仲がよいのね。コブタ人形がかわいい。2012/06/23
ane
5
図書館で出会った本。ある夫婦の、飾らず、自然な、リアルな、日々の生活を覗き見た様で、あるあるで、少しこそばゆい。トントンが故に、ブタだし、四コマに分かれてない、自由な形式もまた新鮮。2019/12/18
spica☆
5
小泉さんのシッタカブッタシリーズのファンなので、こちらも手にとってみました。なんてことないフツーの日常が、一番キラキラしてて、しあわせにあふれてるんだよ、っていうのを再確認できる本。ほっこり癒し系ですね。サスペンスやミステリー、重い本も好きなんですが、たまにはこんな、ゆるーい感じの本も読んでバランスとってます。2015/11/08
とり
3
今日もいい日だと言えるぞ。シッタカブッタとイイコブッタの毎日は流れていく。二日酔い、風邪、親戚、ダイエット、大福、旅行などなどなど。何気ないやりとりが生活をそっと支えたり彩ったりしているのだろう。きっと当の本人たちは気付かないけれど、こうしてあたしは彼らのやりとりに心をなごます。これが幸せだ、とあたしは、ほほえみたくなる。こういう夫婦にいつかなりたい。シッタカブッタがかわいすぎる!結婚してほしい!この広い宇宙だから!2011/07/08