内容説明
2007年4月、奇跡の格闘技イベント「PRIDE」が消滅した。「PRIDE」の何が奇跡だったのか。なぜあれだけのビッグイベントになれたのか。幻とされてきた一戦すらも実現させてしまった魔力とは何なのか。謎を紐解くキーワードは、アントニオ猪木に端を発した「殺し」だと著者は言う。では、その「殺し」とはいったい―?細かく枝分かれしてしまったマット界。その過去、現在、未来に一本の軸を通す格闘技解体新書。
目次
「PRIDE」最後の日(田村の怒り;榊原氏の思い ほか)
「殺し」の流れ(桜庭=猪木説;「殺し」の「匂い」 ほか)
「殺し」の事情(最も割を食ったもの;ウルトラマン×仮面ライダー ほか)
「殺し」の証明(啓蒙活動;「告白タイム」 ほか)
特別収録 実録!「PRIDE」の怪人―「殺し」の仕掛け人(「お疲れ様でございます」;猪木&百瀬の最強タッグ ほか)
著者等紹介
大谷泰顕[オオタニヤスアキ]
埼玉県出身。某医大を中退し、両親に多大なる心労と金銭的負担をかけた後、マット界を席巻。雑誌や新聞、テレビ等の様々な媒体で格闘技関連の取材を続ける。愛称は「Show(ショウ)」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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