内容説明
高校中退。刹那的な快楽に溺れ、コンビニ前にたむろしては時間を浪費していたあの頃。夢なんて何もなかった。どこにでもいる少年に過ぎなかった。格闘技に出会うまでは―。“反逆のカリスマ”魔裟斗はいかにして人生を切り開いてきたのか。練習場所さえなかった日々に彼を支えた信念とは?バッシングを浴びてまで掴み取りたかった未来とは?そして、知られざる引退の真相は?稀代の格闘家が初めて明かす、波瀾万丈なる舞台裏。
目次
第1章 胎動
第2章 覚醒
第3章 孤独
第4章 挫折
第5章 挑戦
著者等紹介
魔裟斗[マサト]
1979年生まれ。2009年12月31日に惜しまれつつも引退するまで、「反逆のカリスマ」のニックネームで『K‐1 WORLD MAX』の牽引者として活躍する。歯に衣着せぬ発言と、スピードとテクニックを生かしたファイトスタイルでファンを魅了し、中量級を世間に広めた功労者として知られる。03年、日本人初の『K‐1 WORLD MAX』世界王者となり、08年には感動の王者返り咲きを果たす。生涯戦績は55勝6敗2引き分け(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あふもん
2
中量級キックボクシング界に光を当てた男だと言って良いんじゃないかな。2010/06/01
まるこみっち
1
K1Max以降のことしか知らなかったから、小学生から水泳でものすごいトレーニングしてたことなど、意外な面がけっこうあった。読みやすかったけど、なんか違和感あってあまり入り込めなかった。やっぱり対話形式の方が自然に読める気がする。自叙伝だと無理だろうけど…。2017/12/23
〇△□
1
一度誘惑に負けると、それだけ立ち上がるのが大変になる。 しかし、魔娑斗選手はキックボクシングと出会って再起した その姿はかっこいいなぁと思いました。 立ち上がった後の姿だけじゃなくて、転んだ時の事も書いてあるので、 余計にかっこいいなぁと思います。
daiyuuki
1
1つのことを、諦めないように、自分自身で責任を取らせるように、厳しく育てられ負けず嫌いに育ち、キックボクシングに出会うまでは高校を2ヶ月で退学したり、ボクシングのプロテストをドタキャンしたり、一度誘惑に負けると取り返しがつかないことを学び、前田憲作選手からキックボクシングの奥深さやプロとしての心構えを学び、キックボクシングのミドル級をK―1のヘビー級と同じくらいのレベルまで盛り上げたいという思いを貫いて、自分自身に厳しい練習を課して、孤独に夢を実現した格闘家の自伝。2011/07/23
B.W.
1
魔裟斗△2010/05/09