内容説明
舞台は、一九四二年、第二次大戦下のソ連。“独裁者”が暗殺され、ナチス政権が崩壊、生まれ変わったドイツは、凍てつく東部戦線で泥沼の戦いを続けていた。女性将校マキ・シュタウフェンベルクは、甲冑を身に纏った異形の装甲猟兵大隊「ケルベロス」の姿を記録映画に収めるため、最激戦区のスターリングラードへ旅立つ。滅びゆくことを知りながらも、孤立無援の最前線で奮闘する兵士たち。その哀しき宿命を目にしたマキの胸に去来するものとは―。巨匠押井守が描く、もうひとつの第二次大戦。
著者等紹介
押井守[オシイマモル]
1951年東京都生まれ。アニメーション・実写映画監督。「うる星やつら」「機動警察パトレイバー」「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」など数々の劇場作品を手がける。2004年に「イノセンス」が、カンヌ国際映画祭コンペティション部門にノミネート、2008年には「スカイ・クロラThe Sky Crawlers」がヴェネチア国際映画祭コンペティション部門にノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
4
大作です。第二次世界大戦期のドイツ・ソ連の攻防や当時の兵器に知識がある人は楽しめるかと。ストーリーは架空のものですが実在した人物や事件が多数取り上げられておりリアリティのある世界が構築されているのはさすが押井氏という感じです。ラストはやや意外でした。2014/11/09
yukikaze ox4
3
押井守による最新の研究に基づいた東部戦線蘊蓄大披露大会を架空戦記の体裁で纏めてみましたよ的小説。ある程度のWWⅡリテラシーを要求されるので万人にはオススメしにくいけど、幼少期はミリオタで「紅い眼鏡」からケルベロス・サーガを追っかけ続けてきたような人間である自分にとってはご褒美のような一冊。ラストの取って付けた感も含めて最高です!2012/02/27
Масакун(masakun)
2
ラジオドラマを聞きながら見たかった一品です。ただ押井守ファンじゃないときついかも。2013/08/21
えすと
2
押井守ファンと軍オタ以外にはオススメできません。なかなか楽しめました。ラジオドラマを聴きたい。2012/11/16
jima_1965
2
押井節でαからΩまで完結しているバルバロッサ架空戦記でした。登場人物が語ること語ること。2012/08/13




