内容説明
勅使河原比呂志、32歳。大手芸能プロダクションのチーフマネジャーとして将来を嘱望される彼には、ただ一つの悩みがあった。それは最愛の妻・鏡子の異常なまでの嫉妬心。昼夜をわかたず、あらゆる手段で比呂志の素行を監視し、粗相が見つかれば空恐ろしいお仕置きを科すのだ。そんな比呂志の目下の夢は、類い希な才能に恵まれた明日香を超一流の女優に育てること。ところが、些細な出来事から始まったプロダクション社長と明日香の口喧嘩が、芸能界を震撼させる大騒動へ発展。老獪な伝説の女優、芸能界の黒幕…魑魅魍魎の蠢く事態に、ついに「痛妻」が立ち上がる―。
著者等紹介
安達元一[アダチモトイチ]
1965年群馬県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。放送作家として「踊る!さんま御殿!!」(火曜19:56~.日本テレビ系)、「奇跡体験!アンビリバボー」(木曜19:57~.フジテレビ系)などのヒット番組を数多く構成する。第42回ギャラクシー賞大賞、第49回国際エミー賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぷりけ
4
友達のオススメで読んだのだけど、いまいち・・・。痛妻があまりでてこないじゃないか!!タイトル変えた方がいいのでは???2014/05/02
たくのみ
3
仮名で次々に登場するきわめて特定しやすい有名芸能人たち。現役放送作家ならではの、無さそうで有りそうなエピソードがザクザク。アイドル育成が仕事のマネージャーと、過干渉で暴力的な「痛い妻」が大暴走。でも、実にデキる嫁だったことがわかるという、幸せな結末。さすが、ラムのラブソングを着メロにする人は違いますネ。「あまちゃん」東京編に通じるものがあるかも。2013/07/22
みょん
2
★★★ 装丁とタイトルのインパクトに惹かれて読んでみたが、途中から中身違う本になっとるがな(笑) 痛妻路線を突き進めて、もっとコメディ一直線で良かった気がする。 途中なんか「ガラスの仮面」だし(笑)2013/08/03
ゆき
1
みなさんのレビュー通り、痛妻があまり出てこない… 内容もつっこみどころ満載でした。。。2016/05/09
mika-3
1
痛い小説でした。笑2015/07/03