内容説明
身代わりの、身代わりの、身代わりは、身代わりの、身代わりだった―!?名作『依存』から9年。変わらぬ丁々発止の推理合戦、あの4人が長編で元気に帰ってきた!書き下ろし長編ミステリ。
著者等紹介
西澤保彦[ニシザワヤスヒコ]
1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒。高知大学助手を経て95年、トリックの限りを尽くした本格ミステリ『解体諸因』で衝撃デビュー。以後、SF的設定と本格推理を融合した独自の小説世界で話題作を続々と発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuna Ioki☆
57
1175-378-32 ☆レッツニシザワ☆No.9 タック&タカチシリーズ第九弾。「依存」の後精神的にやられちゃってるタックのリハビリに付き合うタカチの二人の出番がほとんどなく残念。女は恐いわ〜って一般的な感想しか出てこない。。。2015/09/15
ヒロユキ
57
事件自体は一見複雑そうに見えてわりと単純だった気がします。それでも一風変わった着眼点からの推理は面白かったです。『依存』後のシリーズキャラクターたちの関係、それがこれからどう変化していくのか楽しみです。2012/04/08
タックン
52
本屋の文庫お勧めコーナーで気になって借りた本。タックだとかタカチだとか愛称名がいっぱい出てくるなと思ったらシリーズ第六作かあ!!・・・それを知らず読んで失敗。人間関係が頭に入らず読んでてわからなかった。いつかシリーズ1作から読みたいな。2013/10/03
那由多
23
『依存』後なのでいつもの和やかさもなく、楽しいはずの飲み会も陽気さに欠ける。後輩が殺害されるボアン&ウサコパートと、同級生だった警察官と女子高生が殺害されるタック&タカチパートがしばらく進み、やっと合流した時にはいつも通りですごく安心した。前回でも思ったが、ボアン先輩の周りに人が集まるの当然だね。プロローグだけでもたくさんの情報が隠されているのが凄い。2022/09/20
ホームズ
19
久々の長編。短編では『依存』後の話が出てきているので『依存』直後のタック復活編という展開に若干違和感が(笑)タックの落ち込みが長く続かなくって良かった(笑)タック不在の間はボアン先輩が頑張ってたし(笑)この本を読んでいると本当に飲み会とかしたくなるな~(笑)事件の方は相当酷い展開ですが(笑)このシリーズも本編(?)がこれから続いて行くと良いな~(笑)ビールを飲もう(笑)2010/05/05
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