パルプ・ノンフィクション―出版社つぶれるかもしれない日記

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パルプ・ノンフィクション―出版社つぶれるかもしれない日記

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  • サイズ 46判/ページ数 324p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309028682
  • NDC分類 023.136
  • Cコード C0095

出版社内容情報

本の世界に希望はあるのか?可能性を求め続ける著者の、ハチャメチャ崖っぷち奮闘記!ほがらかでクレイジーな、「働き方の考え方」。

内容説明

すべての働くひとに捧げる、ほがらかでクレイジーな、ほとばしるエネルギー!!「原点回帰」を標榜する野生派出版社・ミシマ社は、ある日危機に立たされていた―。やれるだけやっても、売れない。好きだけじゃ、仕事にならない。組織が大きくなるにつれ生まれる歪み。気が付けば鈍くなる感覚。“イノベーション”を追い求めた先の息苦しさ…。どこにでもある「組織の落とし穴」と、「斜陽業界」に押し寄せる荒波に追い詰められた男は、それでもこれからの面白い働き方を信じ奔走する!創造と経営の奇書!

目次

序 出版不狂説
前編(パルプ・ノンフィクションへの道;ああ、編集者;実験の時代に)
後編(神様はいずこ;キンダイの超克;嬉々として危機;マグマとスキマ)
仮結 原点の地で

著者等紹介

三島邦弘[ミシマクニヒロ]
1975年、京都府生まれ。京都大学文学部卒業。出版社2社で単行本の編集を経験したのち、2006年11月に単身、株式会社ミシマ社を設立。「原点回帰の出版社」を標榜し、ジャンルを問わず一冊入魂の本を刊行している。現在は、東京・自由が丘と京都市の二拠点で活動。2015年にシリーズ「コーヒーと一冊」、雑誌「ちゃぶ台」を創刊、2019年には新レーベル「ちいさいミシマ社」を始動。本のつくりと届け方の両面から、次世代のあり方を模索しつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

76
図書館本 面白そうな本をいつも出しているミシマ社。著者はその代表です。ライター、編集者、経営者として語られる、混沌としたエッセイ。前半は軽妙な文章で声を出して笑いました。出版業界と組織運営の厳しさに打ちのめされますが、本書の最後には希望を感じます。ところで、なんでこの本は自社で出さなかったんだろう?これだけ内面を吐露している本なので、そこは言及して欲しかったです。2020/07/09

けんとまん1007

59
こんな三島さんだからこそ、ミシマ社と、その本があるのだと納得。改めて、紙媒体としての本・雑誌を考える時間になった。自分は、紙媒体派なので、五感を通して本を読むことに価値を見出している。と・いいつつ、本は図書館なので、ちょっと気が引けるかも。2022/10/28

中玉ケビン砂糖

56
記憶の限りでは、書籍はその本体に価格が表記されている(恐らく)唯一の商品だ。(別枠でクーポンを適用するなどの自助努力がなされなければ)店頭で勝手に値引きして叩き売ったりすることはできない。一部買い切りの版元を除けば原則、卸(日・トー)に注文し、売れ残れば支払い料金が発生する月を跨ぐ前に返本処理しなければ書店の損失となる。中小出版社内幕事情モノとしても読めるが、著者は「不平等条約」とでも言うしかない出版社>書店のパワーバランスの歪さに言及し、そもそもを変えなければ遠くない日に「ツケ」は返ってくる2022/03/13

Y2K☮

38
青山ブックセンターのオンラインストアで購入。この人マグマ星人だ(双子怪獣は従えていない)。誠実な迷走感が満載の一途で熱い一冊。新刊&返品多過ぎ問題と忙しい割に儲からぬ問題は切実。売り逃すよりはと多めに入れてドバっと返す書店にも責任はある。レジや電話対応や荷受け検品もあるから選書の時間は実際無い。担当者は棚に置く本をもっと読む方がいい。せめてレビューを見て中身を確認する。売れ筋を切らさぬように機械的に注文して薄利多売ってだけでは疲弊する。仕事のあり方を見直すことは人生のあり方を見直すこと。ミシマ社好きです。2020/04/29

阿部義彦

24
この本の版元は河出書房新社です。お間違えの無いように。さて、話題の小出版社を立ち上げた、ミシマ社の三島邦弘さんの悪戦苦闘記!面白すぎます!特に新雑誌「ちゃぶ台」を巡る、偶然が導く必然の旅にはあれよあれよと興味がつきませんでした。そうか!紙の神様がいらっしゃるのか?!いきあたりばったりの展開が次に何が来るのかが全然読めずにしかし、いやはやなんとも、こう来ますかの連続!これからもミシマ社を応援したくなった次第です。さようなら前近代よ。紙の本好きな方は是非読んでみてください。頑張れ、ミシマ社!2020/04/11

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