内容説明
“心友”だけが知る、誤解され続ける男の実像。
目次
第1章 総理になろうとしない男(突然の代表辞任表明;検察ファッショの実態;小沢の公設秘書起訴;小沢の進退問題)
第2章 検察との闘い(西松建設違法献金事件の危うさ;なぜ小沢は3月に辞めなかったか;なぜ自民党議員は立件されなかったのか;検察は信用できるのか)
第3章 人間・小沢一郎(因縁の「心友」;小沢を排除する心理と論理;小沢一郎の人間関係;私が小沢を困らせた話し;小沢が騙された話し)
第4章 民主党を変えた男(自由党解党と民主党への合流;民主党代表選への挑戦;参院選の勝利と大連立騒動)
第5章 小沢政治が目指すもの(「友愛」は「共生社会」;なぜ「共生社会」が必要なのか;重要政策課題への挑戦)
著者等紹介
平野貞夫[ヒラノサダオ]
1935年高知県生まれ。60年、法政大学大学院政治学専攻修士課程修了後、衆議院事務局に就職。園田直副議長秘書、前尾繁三郎議長秘書などを経て92年、参議院議員初当選。自由民主党、新生党、新進党、自由党などを経て2003年民主党に合流。議会運営と立法過程に精通する政治家として評価される。04年、政界引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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兵衛介
1
巷の小沢一郎のイメージとかけ離れた「実像」。身内の書だから、割り引く必要はあるが、20年も前の言動で今の小沢一郎を見るのは正しくないというのはわかる。人間は幾つになろうが、経験を積んで成長していくものである。小沢は数々の失敗を経験してきたが、自民党的なものの限界を認識し、これを打破しようとしてきたことは一貫している。2009/11/29
梅屋敷
0
「心友」である著者からみた人物評。あの手この手で陥れようとする勢力を見ると、逆に小沢氏を恐れている者が多いということなんだろうな。2014/02/01
Great Eagle
0
政治の世界は本当に解らないものだ。一体、何が正しくて誰が悪党なのか?謎は深まるばかり。2010/01/05