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内容説明
どうして星は流れるの?どうして人は夢を見るの?丘の天文台にひとりで暮らすおじいさん、時代遅れのハシゴ屋さん、村人から恐れられているバケモノ、世界中のみんなのために“夢の脚本”を書き続ける人―。それぞれの思いで毎日星空を見上げる孤独な人たちが、小さな幸せを見つける感動のファンタジー。星空を見ることを忘れてしまったあなたへ―。大人が泣く。子供が微笑む。優しさが心に沁みる物語。
著者等紹介
にしのあきひろ[ニシノアキヒロ]
西野亮廣。1980年7月3日兵庫県生まれ。1999年梶原雄太と漫才コンビ「キングコング」を結成。「NHK上方漫才コンテスト」最優秀賞など受賞多数。現在『はねるのトびら』『キンコンヒルズ』などのレギュラー番組で活躍する一方、漫才ライブ『KING KONG LIVE』やソロトークライブ『西野亮廣独演会』といった活動も意欲的に行っている。また、演劇やショートムービーの脚本・演出にも積極的に挑戦しており、主な作品として『日の出アパートの青春』『ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック』『グッド・コマーシャル!!』などがある。『Dr.インクの星空キネマ』が初の著書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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日曜日のクマの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
❁かな❁
135
キングコングの西野亮廣さんの作品。初めて読みました♪絵が上手いのは少しは知っていましたが、半端じゃない画力にびっくり!!すごく細かくペンで描かれていて、好みの絵かと聞かれると本来は好みの絵のタッチではないのにも関わらず、スゴイって素直に思ってしまうような絵でした★かなり繊細で個性的な絵で西野さんの芸術的センスの凄さに感動し、お話も切なく優しくファンタジー溢れる作品に惹きこまれました*西野さん自身が子供の頃に疑問に思っていたことの答えが書かれています!4つのお話で全て繋がりがあり素敵な連作短編集でした☆2015/06/06
aquamarine
64
キングコングの西野さんの絵本。ものすごく緻密な絵を大変な時間をかけて描かれることはテレビなどで見て知っていましたが、こうやって絵本の形で目にすると圧倒されます。ストーリーは独特の世界観を持っていて、それぞれ少し不思議なストーリーが、ふんわりと繋がっています。正直、これは話に相当好き嫌いがあると思うし、絵本といっても子供向けではないと思います。でも私はとても好きでした。また、あとがきにあった子供の自分へのアンサーブックという話は心を打たれました。常識でしか子供と向き合ってこなかった自分に、ちょっと反省です。2017/01/20
さっちん@顔面書評
44
夢をテーマにした短編集です。 4つの話が少しずつリンクしていて、全体で1つの作品としても楽しめます。 2009年発行の作品で、まだこの頃は英文がついていません。絵と文章が別々のスタイルは確立されています。 ここ最近(2021年)の西野さんのお話を聞いていると、どうもこのDr.インクが西野さんの数々の絵本を繋ぐ重要人物っぽいです。 2023年くらいから伏線回収が始めるということですので楽しみにしてます😊💕2021/07/13
Emperor
43
「上から作ったのです」。西野さん、かっこよくて泣けてくるぜ。2018/10/16
リコリス
38
イラストの細かさもすごいけど、あっ、この音は!この少女は!とリンクしていくストーリーも面白く前に戻って確認してしまった。「子供に質問された時に素敵な作り話を添えて答えてあげられる大人でありたい」という夢のある思いから子供の頃自分が不思議に思った事へのアンサーブックとして作ったというこの絵本。「私はどこにだって行ける。たまに迷子になるけどね。そして君もどこにだって行けるよ」というメッセージも込められている。看板の文字もさすが芸人さん!面白い見応え読み応えのある熱い絵本です。2019/03/28