内容説明
百戦百勝は危険!戦わずして勝つ方策を考えよ。勝負の鉄則69項目を、新訳・完訳でわかりやすく解説。
目次
戦略論(計篇―勝算を見抜け;作戦篇―用兵とはスピードである;謀攻篇―戦わずして勝つ)
戦術原論(形篇―必勝の形をつくる;勢篇―全軍の勢いを操る;虚実篇―無勢で多勢に勝つ方法)
戦術各論(軍争篇―戦場にいかに先着するか;九変篇―臨機に応変できる指揮官とは;行軍篇―敵情を見抜く ほか)
著者等紹介
谷沢永一[タニザワエイイチ]
1929年大阪市生まれ。関西大学大学院修士課程修了。専門は書誌学、近代日本文学。関西大学文学部教授を経て、同大学名誉教授。サントリー学藝賞、大阪市民表彰文化功労賞、大阪文化賞、読売文学賞、毎日書評賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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GASHOW
1
孫子のエッセンスがさらりとのっていました。解説がおおくテキストのような印象でした。2014/03/04
Row_the_Punks
1
ビジネス系の孫子解説本に比べて、やや学術的な部分が多い。所謂、現在流布しているところの孫子の中に、後世付け足されたと思われる箇所がある等は、新たな発見だった。2012/05/05
豚王🐖
0
孫子の言いたいことを、現代の日本人に理解しやすい事例で紹介している。信長が〜陸軍が〜 孫子入門者には向かない。2015/09/27
流星
0
解説は蛇足なように感じた、一般読者にとっては…。著者の主観はいらない。あくまで主題は孫子だし。なんとなく孫子を読み返したくなって借りてきた本だったから、目的からは満足だったけど2010/11/09
hideoku
0
研究者向けの本と感じた。解釈の違いなどに言及している。日頃『孫子』に触れている人向けだと思う。2009/03/26