エイジハラスメント

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344015371
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

日本の男はなぜ若い女ばかりが好きなのか。女は年をとったら価値がないのか!?全ての女が直面する問題をあぶり出し、女にとっての「充実した人生」とは何かを探る、渾身の書き下ろし小説。

著者等紹介

内館牧子[ウチダテマキコ]
1948年秋田県生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。93年第1回橋田賞、95年作詩大賞を受賞。2000年、女性初の横綱審議委員に就任。06年、東北大学大学院修士課程を修了。その後も同大相撲部監督を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

itoko♪

71
30代の一児の母である主婦が主人公。『若く見られる』ことだけが女の価値であると自負し、オバサンという言葉には敏感に反応する。日本がいかに『若い女性主義』なのかは常々感じていたことだけれど、欧米では『年齢を重ねている女性の方が魅力的』という考え方が主流のようで、欧米だけでなく各国の文化やスタイルを積極的に取り入れてきた日本でも、そこだけは取り入れないんだなぁ~と。それにしても、育児に家事に(仕事に)それと同時に知性も磨け、だなんて・・妻に多くを求め過ぎ。つくづく女って大変。2015/07/21

ねむねむあくび♪

58
面白かった♪(^o^)でも、これを書いた内館さんが、女の年齢にこだわり過ぎているような…。ちなみに、大阪のおばちゃんは、自ら「オバチャン」のキャラで売る!!<(`^´)>(笑)そして大阪の商売上手なオッチャンは、すべての女性に(* ̄∇ ̄)ノ「オネーサン♪毎度っ♪」と声を掛ける(笑)主人公の肩を叩いて、飴ちゃんでも勧めたくなりました♪(笑)2014/01/21

choco

57
ひたすら若さに着目したストーリーでしたが面白かった!あるある。いるいる。そうそう。など共感する部分と、ちょっと考えすぎじゃない?そんな貼り合ってないで認めて、開き直って人間関係円滑に過ごした方が賢くない?と意見したくなる部分があり、一気に物語の世界に入り込んだ。玲子のぶれない芯の強さにも、若さゆえのあどけなさ、未熟さを感じ取り自分の娘とだぶる。しかし、妹はちょっと怖い。身近に居たら関わりたくないなぁ。あんなズケズケ言われたら誰でも傷つくでしょ。2016/05/17

したっぱ店員

50
ドラマは見てなかったけど、主役の設定をみると話全然変わってたのかな?ストーリーはありがちな感じながら、ズバズバ言いあう女性同士の会話が鋭すぎる。痛快だったり刺さったり、絶妙だった。主人公の母がシャープで説教臭くなくてかっこいい。目指したい。2016/09/27

あっ!chan

38
この作品を書くきっかけが「他者が勝手に女の立ち位置を決める」だったらしい。合わせて「おばさん」という言葉への反発も…30代の夫婦を中心に母、義姉、義妹、娘、不倫相手等々様々な年代の女性が出てきて生き方を語るのだけど、心の中に本音を抱えながらの迫力あるバトルには笑いとともに…劣等感には些かと思いながらも、確かに女性からの反発も、男の本心も説得力があるし、だから笑話だけではすまされないけど、でも男に置き換えてストーリーを考えてもやっぱり答えはたいして変わらないと思うのだけどなぁ~しかし女性って大変たね!2016/02/24

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