内容説明
新妻は耐えながら、日本一の京都のしつけを学んだ。愛と幸せの花を咲かせる、覚悟と品格。
目次
第1章 京都の嫁修業―大姑の猛特訓
第2章 京都のお見合い―赤い糸がつながった理由
第3章 京都の結婚―破談が一変、おめがねにかなう
第4章 京都の辛抱―石の上にも十年
第5章 京都の家族―祖母の「合格」
第6章 京都の教え―「最期」の見事さ
第7章 京都の老舗―伝統と格式の中で試みること
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hitomi
1
読んでいて、私には、務まらないな、すごいな昌子さんは。と感心しました。大姑と、こころが通じ合った後半は、苦労が実って良かったって、ホッとしました。2015/01/18
Shoko Ochi
0
「時代」と一言で言い切ってはいけない気がします。現代においても他の都市とは一線をひく京都、そして老舗。そこに嫁ぐということ。嫁いだ西村さんの辛抱を思えば、同じことを自分が耐えられるとは思えませんが、それでもそこから生まれた絆や愛情を羨ましく思ってしまいます。「辛抱」それが一番、私には足りない。素直に尊敬します。2017/01/17
nranjen
0
なんかすごい。教わる、ということも教える、ということも。「お祖母ちゃま」も本当に素晴らしいが、それを感じ取れ、学びとれる「昌子さん」も本当に素晴らしい。一筋縄で行かぬ京都の一つの家の奥深さを感じるとともに、改めて受け継ぐということはすごいなと思った。2016/08/09
Stevie G
0
大変そうですが、我々の日常生活には全く縁のない世界の話です。がんばってくださいね、としか申し上げようがないです。2013/01/12
fergie
0
おもしろかった。ちゃんとした作家さんに書いてもらうとかなりおもしろい本になると思う。おばあちゃまも女将も魅力的な人だから。おばあちゃまの教育内容をもう少し具体的に教えて欲しかった。2012/01/08