内容説明
「病気とは臓器の老化のあらわれである」という、病気に対する新たな見方が生まれています。病気になった臓器からは、全身を大混乱におとしいれようとする信号が発信されます。例えば糖尿病になると、血液の循環、皮膚、目、心臓、肝臓、神経系、脳のニューロンなど、さまざまな部分に症状が出ます。従来それらは「糖尿病に関連のある独立した諸症状」としてとらえられてきましたが、実はすべてからだが発している老化シグナルの一部ともいえるのです。ニューヨーク最先端の老化シグナル解読法、日本初公開。
目次
1 あなたのからだ、本当は何歳ですか?老化シグナル発見テストで「からだ年齢」を知る(老化の仕組みを理解して、年齢の壁を打ち破れ;老化シグナル発見テスト;レインボーダイエット)
2 ドーパミン、アセチルコリン、ギャバ、セロトニン 四つの脳内化学物質が若い脳を取り戻す(ドーパミン―脳年齢のカギ;アセチルコリン―頭の回転を速くするカギ;ギャバ―不安感と痛みをコントロールして若返る;セロトニン―幸福感と休息を手にして若返る)
3 心臓、血管、甲状腺、免疫、更年期、骨、筋肉、皮膚 体内で最も老化した箇所を修復する(心臓からの老化信号―スピードが落ちて老化した心臓;血管からの老化信号―からだの幹線道路と枝道を修復する;甲状腺からの老化信号―弱まる代謝力;免疫力からの老化信号―感染症に勝てないとき;女性更年期障害の連鎖;男性更年期障害の連鎖;骨からの老化信号―老化した骨格を若返らせる;筋肉からの老化信号―減少する筋肉量にストップ;皮膚からの老化信号―若々しい顔と引き締まったからだをつくる)
著者等紹介
ブレイバーマン,エリック[ブレイバーマン,エリック][Braverman,Eric R.]
ニューヨークとフィラデルフィアにあるPATH(Place for Achieving Total Health)メディカルセンター所長。アンチエイジング医療の第一人者。なぜ老いるのか、体の一部分に生じた問題がどのようにして体全体に影響を与えるのか、という謎を、従来の知恵と脳の働きに関する彼独自の知識を組み合わせて解明した。身体の中で最も老化の進んでいる部分を特定することによって、あなたの「老化信号」を解読し、時計の針を戻すことができると説く。ベストセラーとなったThe Edge Effectをはじめとする健康関連の著述が数冊ある
黒田眞知[クロダマチ]
ニューヨーク大学大学院アーツアドミニストレーション修士課程修了。会社員を経て、現在翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 烏兎 - 歌集