内容説明
都内で発生した猟奇連続殺人事件。拳銃で右膝を撃ち抜かれた後、刃物で心臓をひと突きにされた被害者たちは、人差し指を持ち去られ、首に二つのクロスを刻まれていた。遺体に残された「XX(ダブルエックス)」が意味するものとは―?少年犯罪、児童虐待、少女売春…現代社会に巣食う闇を描くハードボイルド小説。
著者等紹介
三宅彰[ミヤケアキラ]
1956年、長野県上田市生まれ。明治大学法学部を卒業後、上田市職員になる。1997年『風よ、撃て』(文藝春秋)で第14回サントリーミステリー大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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オオイ
1
間違っても読まないように。2012/07/07
Yasushi Kawahara
0
★☆☆☆☆ 作品は古本屋で購入。ダメダメでした。ただ女にだらしないだけの刑事のどこが猟犬なの?何を根拠に心理分析官の女はそんなに人殺しの肩もつの?などなど疑問符だらけ、登場人物の気持ちを全く理解できない、突っ込みどころとかじゃなく、なんでそんな考えになるのか意味不明。人物の内面を全く書けてないってことなのかな?ハードボイルド感もゼロです。逆に今まで読んできた作品の良さがわかりました、小説読んで感情移入するのって普通だと思ってましたが違いますね、今更ですが「気持ち」を「文章」にするのって難しいんですね。2013/10/31
水浅葱
0
なんというか、後味の悪い物語だった。全員が全員そうなる訳ではないだろうが、「親」や「大人」の責任をひしひしと感じた。2013/05/05
葵堂
0
ご都合主義系ハードボイルド群像劇。2022/02/19