グアテマラの弟

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  • サイズ B6判/ページ数 174p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344013407
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

甘苦い人生もポコアポコ。外国を知らなかった父。家事に明け暮れ続ける母。異国の人となった弟。―旅と家族をめぐる名エッセイ。

目次

歯ブラシとコンピューター
イランと竜巻
海草とチャッカマン
どろぼうと薬屋
メルカドと富士山
鮫とシエスタ
トイレとロダン
前世と宇宙戦争
夜遊びと呪文
落ちる男と転がる男
靴と愛人
松茸とワチピリン
ゼリーと辞書
物乞いとアミーゴ
飴とムチ
たばこと神様
甘い水と苦い水
おやじと珈琲

著者等紹介

片桐はいり[カタギリハイリ]
1963年東京都生まれ。成蹊大学卒業。俳優として、舞台、映画、テレビと幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

♪みどりpiyopiyo♪

80
『わたしのマトカ』に続いて読んだ本。前作が面白すぎたのでこれも期待して読んだら期待以上でした。ただのタレント本と思うなかれ。天才っているんだね☆

みっくす

65
人種によって住む地域によってこうも考え方や習慣が違うものなのかと興味深くグアテマラ人の生活をのぞかせてもらいました。家で靴を脱がないのはデメリットしかないと思ってたけど、アウトドアをしてるような開放感があるんだと! 言葉の通じない弟嫁に悪口を言う母に対して、にこやかに腹話術のような技を使ってダメ出しをするはいりさんを想像したら吹き出してしまった(失礼)。笑 はいりさんの家族愛の要素も詰まっていてほっこりもさせられる、楽しい一冊でした。2017/02/21

吉田あや

63
「グアテマラの弟」片桐はいり(幻冬舎)P174 中学の頃から喧嘩もできない程仲が悪くなっていたという年子の弟さんとの関係。互いに関心もないまま大学生になった弟さんは夏休みにメキシコから南米への旅をし、グアテマラに移住を決めた。今のようにスマホやネットで簡単にいつでもどこでもすぐ連絡がつく時代ではなかったその当時、遠い国でどうしているのか知るすべもないまま特に気になることもなく時が過ぎゆくも、はいりさんが三十の声をきいた頃、ふと「弟を探しに行こう」と必死で連絡を試み、いざグアテマラへ。(⇒)2023/03/13

ゆきち

63
グアテマラに惚れ込んで移住した弟さんの家族のところへ半月ほどいた時のエッセイ。私のマトカのときも感じたけど、はいりさんの度胸があって物怖じせず何でもトライするところに魅力を感じた。そして、弟はさらに物怖じせずグアテマラの人として生活していて面白かった。グアテマラなんてコーヒーの産地くらいにしか思ってなかったけど、面白い国だ。生活習慣がまるで違うわけだから驚くことも多いけど一番驚いたのはコーヒーが美味しくないということ!→2015/06/10

ぶんこ

53
グアテマラの旅行記は、そんなに無いでしょうから、興味のある方が読んでおくと、国民性が分かっていいのではないでしょうか。 片桐さんの文章が滑らかなので、スッと入ってきました。 フェルナンドの大、小には笑ってしまいました。 実に大らかですね。 片桐さんのお父様が、また素敵な食いしんぼう。 西欧の先進国ではなくても、どこでも現地に溶け込んでしまい、一人遊びが出来る片桐さんは素敵です。2014/08/17

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