内容説明
大手女性サイト社長であるとともに、大手電機メーカー子会社(ポータルサイト)事業部長として、充実した日々を過ごしていた著者は、ある日突然、胃ガンの告知を受ける。手術をするが、再発。余命3カ月のスキルス胃ガンとわかる。奇しくもその日は、ライブドアの堀江社長が逮捕された日だった。思えば、ITの可能性を夢見て、むちゃくちゃに仕事ばかりをしてきた。お金は貯まりに貯まり、金持ちになった。しかし、それにどういう意味があるのか。幸福とは何か、死とは何かを考える日々。そして著者は、残された人生を「人生の休日」ではなく「世の中への貢献期間」と決意した…。
目次
1章 再発、余命宣告(レインボーブリッジ;絶頂からの転落;「堀江社長」の逮捕の夜;「お願いです。ガンでありますように」;余命宣告)
2章 最初のガン告知(異変;ガン告知;緊急入院;ガン告知、絶望;最後の仕事;手術、復活)
3章 2アウト満塁の2割バッター(5年生存率、15~20パーセント;5年ぶりの夏休み;葛藤~抗ガン剤治療;恋愛観と結婚観~生命との天秤)
4章 人生のロングバケーション(ロングバケーション;快気祝い;友達が教えてくれたシンプルな事実;4カ月遅れで二十数年ぶりのお誕生日;「逆」告知;両親の上京)
5章 事業計画「人生の総仕上げ」(ガン患者流「メディアとネットの融合」;最後の事業計画、タイトルは…)
著者等紹介
藤田憲一[フジタケンイチ]
1970年愛媛県生まれ。中央大学法学部卒。(株)NCI代表取締役社長。ダイレクトマーケティング広告会社、大手広告会社で戦略プランナー、シンクタンクで新規事業を担当し、女性サイトのCEO(最高経営責任者)、ポータルサイト運営の電機メーカー子会社事業部長を経て、現職。商品開発、広告戦略企画、新規事業育成において驚異的な確率でヒット商品を手掛けることで知られる。33歳でガン発病、35歳で再発、余命3カ月の宣告を受け、現在も闘病中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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里季
ミナコ@灯れ松明の火
あずさ
じゃりんこチエ
MECABOO