丘の上の家

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344006874
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

血はつながらない。けれど確かに結ばれている。“親子”の絆が大きな反響を呼んだ『ぶどうの木』から2年。坂本家の7人の子どもたちは、こんなに明るく元気に育っていた。19年前“長男”を「施設上がりの子」と差別した人たちのいる場所へ。「リベンジ」を胸に引っ越した「丘の上の家」。そこでは、かつての無理解に変わって、温かいまなざしにあふれたうれしい出会いが待っていた!親が、信じ、愛し、あきらめないことですべての子どもが自分の花を咲かせていく。里親と里子、感動の軌跡。

目次

第1章 新しい家族がやってきた!(“末っ子”は二歳と四カ月;早くも“親バカ”になる里親 ほか)
第2章 みんな“ぶどうの木”の子ども(純平の双子の弟・康平くんとの信じられない再会;『ぶどうの木』の感想が続々と ほか)
第3章 障害とともに生きていこう!(マイナスの荷物をプラスに;彩が脳波の検査をしてみると ほか)
第4章 めざせ陽のあたる里親子!(里親は“社会の宝”を養育する仕事;胸を張ってポジティブに ほか)
第5章 家族は“絆”で結ばれている(薫お姉ちゃん、再び家出;薫は“ぶどうの木”の聖句をつぶやいていた! ほか)

著者等紹介

坂本洋子[サカモトヨウコ]
1957年山口県生まれ。23歳のとき、都立養護学校教員の好一さんと知り合い結婚。結婚3年目に「子どもを授かる可能性はない」と医師に告げられる。夫婦で悩み、話し合った末、里親になることを決意。28歳で東京都の養育家庭制度(里親制度)に登録し、3歳の男の子を最初の里子として迎える。以来19年間に11人の子どもを受け入れ、現在6人の里子と19歳になり里子の措置解除になった長女、合わせて7人の子どもの“母”として、日々奮闘中
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BluesGilimeno

1
生まれてすぐにどのような環境で育つかが、子どもの成長にとってとても大切であり、恵まれない環境で育つことになる子供たちもいることを知ることができた。そのような子どもたちをひきとって育てられている里親の方々、心から尊敬します。里親や養護施設の方々、そこで育つことになる子どもたちが、尊重される社会が実現してほしい。2020/12/28

ひろみ

1
「ぶどうの木」続編。 取り巻く環境は少しずつ前進している。坂本さんは愛される幸せだけでなく、愛する幸せもあることを伝えたい、と。心に響く。最近新聞やEテレで紹介されてたから、また本出るかな?2020/08/19

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